+α
◆校則違反
大谷「え!?お前何でまたそんな……!おう、お〜……じゃあ終わったら迎え行くから、連絡寄越せよ?絶対だぞ?……大丈夫大丈夫、だーいじょぶだって、うん、頑張れよ」ピッ
大谷「あちゃー……」
篠宮「もしかして修吾くんか?どうした?」
大谷「(鋭!)ええ、そうなんすよ。いやそれがなんつーか、ガッコの持ち検で捕まったらしくって……」
東堂「え?修吾くんが?」
篠宮「なんだ、何持ってたんだ?」
大谷「それがその……ライターらしくって……」
東堂「ライター?……!」
篠宮「!まさか……」
溝山「……言いてえことはわかるが、人をその目で見んのはやめろ」
東堂「修吾くんが来たら話し合いましょう。未成年者の喫煙は法律で禁止されています」
篠宮「第一身体に悪すぎるからな。百害あって一利なしだ」
大谷「興味持っちゃうお年頃っすからね〜。ま、吸わないに越したことないすから」
溝山「お前ら自分がヤクザモンだってこと理解してんのか?」
修吾「すみませんでした……」
篠宮「お疲れ様。いいんだよ、ただ……煙草に興味物のは早かったかな」
修吾「えっいえ、煙草は違うんです、ライターだけ欲しくて……ついコンビニで買っちゃって……」
大谷「言えばやったのに」
東堂「そういう問題じゃないでしょ?どうしてライターなんか……」
修吾「……あの、えっと……」
篠宮「うん?」
修吾「大谷さんがいつも溝山さんの煙草に火をつけてるの見て、いいなあと思って……目上の人にライターをサッと出すの、俺もしたいなぁって思ったんです……すみません……」
溝山「………」
篠宮「そうか……(なんつー可愛い理由だよ、修吾くんがつけてくれるなら俺も吸うわ)」
大谷「そっかあ。ライター没収されちまったんだろ?ほら、これやるよ」
修吾「えっあっZippo……!?いいんですか!?」
篠宮東堂「(大谷たまにいい仕事するな)」
大谷「没収されんなよー?」
修吾「ありがとうございます!じゃあ次から俺が大谷さんの火つけますね!」ニカッ
大谷「ありがとうな。ま、俺はいいからよ、溝山さんにやりたいんだろ?」
修吾「え?溝山さんの煙草に火をつけるのは大谷さんの仕事なので、俺は大谷さんの煙草に火をつける係です」
全「え」
相変わらず空気読まない修吾
2013/11/28(Thu) 18:31
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