+α


◆人目なんか気にしていない 

※実は電車通学の圭人と彰宏

圭人「っわウゼー今後ろのオッサンに押された」

彰宏「通勤時間とも被ってんだから仕方ねえだろ、満員電車にいい加減慣れろよ圭人……」

圭人「あ?」

彰宏「えっだからな圭人……っ」

圭人「え?」

彰宏「だから……!な、けぇくん」

圭人「仕方ねえな」

彰宏「ありがとう(最近マジでこの呼び方しか受け付けねえコイツ……)」

圭人「……暇。」

彰宏「あと20分な」

圭人「暇。あっきー暇暇暇」

彰宏「よし。英単語の出し合いでもするか」

圭人「死ねハゲ」

彰宏「ごめん」

圭人「んー……」ゴソゴソ

彰宏「はー……ん……!?うわっけえくん!?ちょっ何処触ってんだよっ」

圭人「えー?あっきい暇なんでしょ?俺優しいからぁ、暇潰しに気持ち良くしてあげる」

彰宏「暇なのはお前だろ!わっマジやめろって圭人……!っんう……っ」ビクッ

圭人「ちょうどドア側だし、マジこれ痴漢みてえだよな」

彰宏「わわわっやめろやめろ圭人……!」

圭人「は?」

彰宏「っ!けえくん!俺らのタッパ考えろっ痴漢どころじゃねえ目立ちすぎるっ」

圭人「タッパが問題なの?じゃあもし背小さかったらいいんだ、あっきーへんたーい」サワサワ

彰宏「……っ違うだろっうっや、ヤダッけえくんマジヤバいって……っひうっ」

寺門「じゃあ俺も混ざるか。囲んじまえば隠れんだろ」

名張「俺も協力しちゃおっかなー」

彰宏「え!?名張さんに寺門先輩!?な、なんでこの電車に……!」

寺門「昨日こいつの知り合いの家で飲み会でよ、奇遇だな。」

名張「飲み会メンドかったけど、彰宏ちゃんに会えてラッキーみたいな?」

彰宏「そ、そうですか(朝からこいつらに会うなんて……!)」

圭人「はあ?何あんたら、うげー知らないオニイサン達があっきーに痴漢しようとしてるー」

彰宏「わわっけぇくんでかい声で何をっ普通に知り合いだろっ」

寺門「なー彰宏、騒がれたら困るのお前だもんな」

彰宏「え」

名張「声出さないように頑張らないとな、恥ずかしいの彰宏ちゃんだもんな」

彰宏「ちょ」

圭人「ま、別にいっか」

彰宏「お前別にって」





彰宏「う、うあっううーーーっ」号泣

圭人「あっきーやーらし、ここは?」

名張「こうしたら彰宏ちゃん声抑えらんないかなー」

寺門「こういうのもいいな」

彰宏「ひっ……!(全員くたばれ!)

」 

2013/11/11(Mon) 11:52

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