+α


◆保健体育@ 


遠藤「今日は性病についての授業だ。みんなもうすぐ卒業して社会人や大学生になる。そうすると人間関係も広がるし、勿論恋人ができたり結婚したりで性行為を行う機会が増えてくるワケだ。今はまだそういう事は無い筈だが、無いよな?無いよな、みんな信じてるぞ。まあそういうわけで、自分自身、そして今後出会うであろう大切な人を守るためにも、恥ずかしく思わず今日はしっかり学んで欲しい。えー、ではまずこのポスターを見てくれ。教科書だと20頁あたりかな。これが性病の一覧表だ」ガサガサ

遠藤「性病とはつまり、互いの体液を介して感染する病気だ。精液や女性の分泌物だけでなく、血液や唾液も媒介となる。どのような接触経路かというと〜云々かんぬん」

桃野「うわー、性病っていっぱいあるんだな……」

修吾「怖いよな。今はまだ俺ら童貞だから絶対大丈夫だけど、これから先は気をつけなくちゃな」

桃野「やっぱ一番怖いのはエイズか……うわー、症状凄いな、免疫不全か……」

修吾「このウイルス確実に人間滅ぼすつもりで進化してきてるよな……」

遠藤「お、そうだぞ川田、関破。エイズは怖いんだぞ。だからしっかり予防しなけりゃいけないんだ」

修吾「はい。しかし遠藤先生、性病って凄いんですね……なんか俺、一生童貞でいいような気がしてきました……」

遠藤「川田ー、先生お前のそういう堂々と童貞宣言しちゃえるあたり好きだぞ。ただな、エイズで怖いのは実は肛門での行為なんだ。女性器からの感染率はそこまで高くないが、直腸からの感染率は100%に近い。ゲイの人達でこの病気が問題になっているのはそういう理由なんだ」

修吾「え……?」

高橋「うわーそういうことなんすね!修吾!掘られるなよ!」

修吾「え」

遠藤「まあ川田は強いからなー。変な男に襲われたら全力で逃げるんだぞー」

修吾「……は、はい……」真っ青

ワイワイガヤガヤ

修吾「(溝山さんも篠宮さんも相当経験あるよな……彼女や彼氏の元彼・元彼女を知ってますか?知らない、俺何も知らない……!どうしよう!?もし俺が何かに感染してたら……!だって俺が感染してたら溝山さんか篠宮さんに何か感染してしまうかもしれないじゃないか……!)」

大谷「な、なあ、修吾……お前学校で何かあったか?」

修吾「え!?」

大谷「いや顔真っ青だし一言も喋んねぇし……俺でよけりゃ話きくぞ?」


 

2014/03/16(Sun) 21:44  コメント(0)

◆耐久性 


大谷「女は若い方がいい、ですか?まあ勿論若い方がいいんでしょうけど、俺今は年上好みだし、そんな男女の垣根も必要ない気がするんですけどねー、ほら、うちの色々見てると、男同士でも大事なのは愛!てカンジっすよね」(チラチラ)

皆川「男か女かはこだわれよ……俺も今は若い女とかはいらねえなあ、一回ならいいんだけどよ、連チャンになってくるとこっちの身がもたねえっつうか……ははは、年はとりたくねえなぁ」

東堂「まあ俺は全般にあまり興味ないですね」

皆川「なあ溝山ー、お前だって今はいいけどよ、あと十年もしたら修吾についていけなくなんぞー?一回り近くも年違うんだから、覚悟しとかなきゃなあ?」

溝山「……あ?」

大谷「10年後っつったら修吾、一番オーセーな時期じゃないですか?溝山さんと同い年ぐらいだし。修吾何だかんだで今でも十分タフだし、ヤバいんじゃないですかねー」

東堂「溝山さんと篠宮さん相手にした後でも、すぐ動き回れるしね」

皆川「こりゃマズイぞぉ溝山ー。10年後は修吾に『溝山さんもうおしまいなんですか?』とか言われてたりしてな。お前その時40だしよ。」

大谷「うわー!俺ならショック!」

東堂「篠宮さんのが言われてそうだよね」

皆川「ははは、確かに!いやーまあだから四十男には四十男のやり方があるわけよ。若い頃みたくガツガツ攻めるだけじゃなくてだな、一発に全身全霊を注ぐわけだ。まず重要なのはテクだよ、一回で相手を満足させるために頑張るんだ」

東堂「何かねちっこくて気持ち悪いですね」

皆川「東堂お前な……お前にも分かるときがくるんだからな。立ちだって悪くなってくるし、大変なんだぞ」

大谷「俺も気をつけよ。酒もダメっすよねー」

溝山「……」





篠宮「お疲れ様です。自宅まで送りますね」

溝山「おー」

篠宮「……溝山さん、最近調子悪いんですか?」

溝山「別に。なんでだ」

篠宮「いえ、……最近アルコールの量が減ったかなと思いまして」

溝山「……。あー、まあな……」

篠宮「?」

溝山「……将来に対する保険だ」

篠宮「っえ!?溝山さんそんな事気にするタイプでしたか!?」

溝山「……ち、いいだろ、とっとと車出せオラ」


ちょっと皆川達の会話を気にしてる溝山

 

2014/03/06(Thu) 20:30  コメント(3)

◆島崎兄弟のおでかけ 


彰宏「あ、俺だ。ちょっととってくる」

和浩「いってらー」

まなみ「待ってるからねー」

和浩「まなみ、ポテトくれよ、俺の肉やるから」

まなみ「ありがとう、好きに食べていいよ」

DQN1「ねーねー何何、君達デート中?」

DQN2「可愛い彼女じゃん、俺ら相席していい?席空いてなくてさー」

まなみ「えっ」

和浩「……無理に決まってんでしょ」

DQN1「あっ冷たいなーてかお前生意気なー」

DQN2「彼女連れていきがっちゃってんのー?……いいよ?じゃあ彼女ちゃん懸けてやりあっちゃおっか?」

ドドドドドッ

バンッ

彰宏「んだてめえら?俺の兄弟に何か用か?あ?」

DQN1&2「!?(げ!?イカツイのきた!)」

まなみ「お兄ちゃん!」

和浩「あーあ」(苦笑)

DQN1「あ、あー、お兄さんでしたか、いや、可愛いご兄弟が二人っきりでいたから心配で……」

DQN2「そーそー、最近は物騒だし……ハハハ」

まなみ「その人達かずくん虐めてたよ!」

和浩「うん」

DQN「!!」

彰宏「詳しい話は向こうできこうか……表出ようぜ、な?」ニコッ

DQN「……!マジスンマセンッしたー!」スタコラサッサー

彰宏「和浩っまなみ!怪我はないか!?何されたんだ!?大丈夫か!?」オロオロ

まなみ「大丈夫だったよ、お兄ちゃんありがとう!」

和浩「あきにいマジ子連れの熊」


 

2014/01/31(Fri) 12:34  コメント(0)

◆将来設計A 


修吾「……俺もよく考えるんです、いつか溝山さんが俺に飽きたら……て。でも、今みんなが言ってくれた言葉で、安心しちゃいました、ハハハ」

篠宮「俺はこっちこそ心配だけどな。俺がいつか修吾くんに見切りを付けられるんじゃないかってさ。……そうならないよう頑張るよ」(修吾の頭撫で)

修吾「えっそんな!……俺もみんなと一緒にいられるよう頑張ります!」

篠宮「ありがとうな(みんな、か……)」

ワイワイワイワイ






溝山「…………」

修吾「………」ボー

溝山「……お前なんか良くねえことあったろ、ツラしけてんぞ」

修吾「え!?……!いやすみません!あれ……」ボロボロッ

溝山「……俺の前で泣くほどのことがあったんなら、言え」

修吾「あっすみませ……っいや、違うんですこれは……っあの……っ」ボロボロ

溝山「………」ジッ

修吾「………溝山さんすみません……っう、うう……っヒックッ」



溝山「あいつらんな話題で……馬鹿だな」

修吾「違っ俺が悪いんです、わかりきってる事なのに、俺が往生際悪く、溝山さん達とずっと一緒にいたいなんて考えてるから……っ」

溝山「……俺は後何年仕事すっかなあ」

修吾「……へ?」

溝山「俺は仕事なんて好きじゃねえからよ。……そうだな、お前が社会人になって一端に稼げるようになるまで後20年くれえか?……げ、したら俺50かよ、まあちょうどいいかもな」

修吾「??」

溝山「隠居した後はお前に死ぬまで養ってもらうからな。だからてめぇはちゃんと勉強していいとこに勤めろよ、金がねぇなんて泣いたって容赦しねえぞ」

修吾「……!はい!俺頑張って稼いで溝山さんのこと養います!」

溝山「んだ、さっきまでボロ泣きだったのにやけに嬉しそうにしやがって。笑ったって誤魔化されねえぞ」

修吾「はい!……へへっ」

溝山「修吾……」

修吾「!……ん」




東堂「で、溝山さんにおねだりされた修吾君が溝山さんにキスするっていう夢を見ました」

大谷皆川「ほほー」

篠宮「……それ俺バージョンにしてくれないか?」

東堂「何馬鹿な事言ってるんですか」

修吾「わーっわーっ東堂さん勘弁してくださいっ俺が恥ずかしいですよー!……でも、凄いな……」

全「?」

修吾「昨日溝山さんとそんな話してたんです、東堂さん超能力者みたいですね」

愕然とした篠宮を見て、少し可哀相に思えた溝山だった

2014/01/14(Tue) 13:26  コメント(0)

◆未来設計@ 


皆川「………もしもよー。溝山が将来的に修吾を手放したりしたら、お前本気でモノにしにかかんのか?」

篠宮「……何ですか薮から棒に。本気でアプローチしますよ」

大谷「篠宮さんてたまにドン引きするぐらいカッコイイですよね」

東堂「俺も思った」

皆川「ベタ惚れだもんな。ま、気持ちは分からんでもねえけどよ、修吾可愛いしな」

篠宮「」ギロッ

皆川「待て、可愛いのは可愛いが俺別に男の趣味ないからな、誤解しないでくれ(何処の世界にお前と溝山の間にハマッて喧嘩しようなんて馬鹿がいるんだ)」

大谷「溝山さんが手放したらか……まあ多分、したら修吾はフツーの世間に戻っちまうんでしょうねー」

東堂「そうだよね……俺とももう会ってくれなくなっちゃうのかな……」

大谷「東堂さん……(東堂さん寂しそうな表情!なんつー哀愁と色気っ)」

篠宮「……(溝山さん絶対手放しそうにないけど、もし手放してくれたら……俺一気に仕掛けちゃうだろうな……そうならないかなマジで……)」

修吾「えっそれって万が一そうなっても、東堂さん俺と遊んでくれるって事ですか!?」

全「修吾!?」

篠宮「修吾くんいつから……!?」

修吾「すみません、挨拶しようかと思ったんですが、話し込んでたんで……あの、俺付き纏ったりしませんから!寂しいからって、皆さんに迷惑かけたりとかしませんので……!」

他全(やばい!修吾(くん)が寂しそうな顔してる!)

大谷「……逆かもしんねーよ?修吾が嫌がっても俺付き纏っちゃうかも。俺お前のこと可愛い弟だと思っちゃってるし」

修吾「え?」

東堂「俺絶対修吾くんのアドレス消去しないから、間違って何回も電話しちゃうかも」

修吾「東堂さん……!」

皆川「ワリイ修吾!万が一そうなっても俺とも付き合ってやってくれ!また温泉行こうな!」

修吾「は、はい……!」

篠宮「……まあ、多分聞こえてたと思うけど、俺本気だからな」

修吾「冗談でも嬉しいです篠宮さん、俺なんかに気を遣ってもらって……っ」

篠宮「!?(何で俺の時だけ冗談扱い……!?)」

皆川「よーし皆で飯食いに行くぞー!俺達の友情に乾杯!」

大谷「よっしゃ!最近いい定食屋見付けたんで案内します!」

東堂「……修吾くん、変な話しててごめんね」

修吾「えっいや、きっといつかは来ることですから……それよりも俺嬉しいです、こうやって皆に構ってもらえて」

2014/01/14(Tue) 12:58  コメント(0)

◆お金を稼いでみたい 


修吾「溝山さん、あの……俺、ちょっとお金欲しくて……」

溝山「……。へえ?つまり、一発いくらって金請求してえってか。てめぇも随分だなぁ」

修吾「え?……!ちちち違います違います!そんなこと考えてません!バイトしたいんです、もう高校卒業するし、父さんと母さんにお礼として何かプレゼントしたいと思って。」

溝山「そういうことかよ。よし、じゃあ一緒に買いに行ってやる。もうモノは決まってんのか」

修吾「いっいえっ溝山さんに出してもらうなんて滅相もないです!……すみません、だから、その、バイトする時間を貰ってもいいでしょうか……!」

溝山「小遣いやってんだろ」

修吾「自分で稼いだお金でプレゼントしたいんです」

溝山「成る程な。じゃあ一回いくらにするよ。高校生の相場ってなぁいくらだ?まあオプションつーことで俺に好きにさせるんなら5ぐらいなら出すぜ」

修吾「いやいやいやっ溝山さんからお金貰おうとか考えてませんから!ですからあの、バイトの時間を……」

溝山「……だから他の野郎とエンコーして金稼ごうってのか?あ?」

修吾「違いますよ!ちゃんとしたバイトです!」

溝山「だったら俺の提案が一番稼げんだろ。じゃあさっそくヤるか。道具とか使ってみるのもいいな」

修吾「違っですから溝山さんからお金貰えませんから……!」

溝山「お前なら今日だけで10は稼げんぞ。良かったじゃねえか」

修吾「違うんですってば!わっみっ溝山さん俺バイトをおおお……!」


翌日。落ち込んでいる修吾から事情を聞いた東堂が執り成してくれ、結局大谷がまともなバイトを紹介してくれるところまで話が進んだが、溝山と篠宮が猛反対。
出世払いという名で強引に金を押し付けられ、修吾は大人二人の了見の狭さを思い知ったのであった。

可愛い子には旅をさせず、閉じ込めて可愛がる派の馬鹿二人。
 

2014/01/11(Sat) 21:07  コメント(0)

◆校則違反 


大谷「え!?お前何でまたそんな……!おう、お〜……じゃあ終わったら迎え行くから、連絡寄越せよ?絶対だぞ?……大丈夫大丈夫、だーいじょぶだって、うん、頑張れよ」ピッ

大谷「あちゃー……」

篠宮「もしかして修吾くんか?どうした?」

大谷「(鋭!)ええ、そうなんすよ。いやそれがなんつーか、ガッコの持ち検で捕まったらしくって……」

東堂「え?修吾くんが?」

篠宮「なんだ、何持ってたんだ?」

大谷「それがその……ライターらしくって……」

東堂「ライター?……!」

篠宮「!まさか……」

溝山「……言いてえことはわかるが、人をその目で見んのはやめろ」

東堂「修吾くんが来たら話し合いましょう。未成年者の喫煙は法律で禁止されています」

篠宮「第一身体に悪すぎるからな。百害あって一利なしだ」

大谷「興味持っちゃうお年頃っすからね〜。ま、吸わないに越したことないすから」

溝山「お前ら自分がヤクザモンだってこと理解してんのか?」






修吾「すみませんでした……」

篠宮「お疲れ様。いいんだよ、ただ……煙草に興味物のは早かったかな」

修吾「えっいえ、煙草は違うんです、ライターだけ欲しくて……ついコンビニで買っちゃって……」

大谷「言えばやったのに」

東堂「そういう問題じゃないでしょ?どうしてライターなんか……」

修吾「……あの、えっと……」

篠宮「うん?」

修吾「大谷さんがいつも溝山さんの煙草に火をつけてるの見て、いいなあと思って……目上の人にライターをサッと出すの、俺もしたいなぁって思ったんです……すみません……」

溝山「………」

篠宮「そうか……(なんつー可愛い理由だよ、修吾くんがつけてくれるなら俺も吸うわ)」

大谷「そっかあ。ライター没収されちまったんだろ?ほら、これやるよ」

修吾「えっあっZippo……!?いいんですか!?」

篠宮東堂「(大谷たまにいい仕事するな)」

大谷「没収されんなよー?」

修吾「ありがとうございます!じゃあ次から俺が大谷さんの火つけますね!」ニカッ

大谷「ありがとうな。ま、俺はいいからよ、溝山さんにやりたいんだろ?」

修吾「え?溝山さんの煙草に火をつけるのは大谷さんの仕事なので、俺は大谷さんの煙草に火をつける係です」

全「え」


相変わらず空気読まない修吾

2013/11/28(Thu) 18:31  コメント(0)

◆人目なんか気にしていない 

※実は電車通学の圭人と彰宏

圭人「っわウゼー今後ろのオッサンに押された」

彰宏「通勤時間とも被ってんだから仕方ねえだろ、満員電車にいい加減慣れろよ圭人……」

圭人「あ?」

彰宏「えっだからな圭人……っ」

圭人「え?」

彰宏「だから……!な、けぇくん」

圭人「仕方ねえな」

彰宏「ありがとう(最近マジでこの呼び方しか受け付けねえコイツ……)」

圭人「……暇。」

彰宏「あと20分な」

圭人「暇。あっきー暇暇暇」

彰宏「よし。英単語の出し合いでもするか」

圭人「死ねハゲ」

彰宏「ごめん」

圭人「んー……」ゴソゴソ

彰宏「はー……ん……!?うわっけえくん!?ちょっ何処触ってんだよっ」

圭人「えー?あっきい暇なんでしょ?俺優しいからぁ、暇潰しに気持ち良くしてあげる」

彰宏「暇なのはお前だろ!わっマジやめろって圭人……!っんう……っ」ビクッ

圭人「ちょうどドア側だし、マジこれ痴漢みてえだよな」

彰宏「わわわっやめろやめろ圭人……!」

圭人「は?」

彰宏「っ!けえくん!俺らのタッパ考えろっ痴漢どころじゃねえ目立ちすぎるっ」

圭人「タッパが問題なの?じゃあもし背小さかったらいいんだ、あっきーへんたーい」サワサワ

彰宏「……っ違うだろっうっや、ヤダッけえくんマジヤバいって……っひうっ」

寺門「じゃあ俺も混ざるか。囲んじまえば隠れんだろ」

名張「俺も協力しちゃおっかなー」

彰宏「え!?名張さんに寺門先輩!?な、なんでこの電車に……!」

寺門「昨日こいつの知り合いの家で飲み会でよ、奇遇だな。」

名張「飲み会メンドかったけど、彰宏ちゃんに会えてラッキーみたいな?」

彰宏「そ、そうですか(朝からこいつらに会うなんて……!)」

圭人「はあ?何あんたら、うげー知らないオニイサン達があっきーに痴漢しようとしてるー」

彰宏「わわっけぇくんでかい声で何をっ普通に知り合いだろっ」

寺門「なー彰宏、騒がれたら困るのお前だもんな」

彰宏「え」

名張「声出さないように頑張らないとな、恥ずかしいの彰宏ちゃんだもんな」

彰宏「ちょ」

圭人「ま、別にいっか」

彰宏「お前別にって」





彰宏「う、うあっううーーーっ」号泣

圭人「あっきーやーらし、ここは?」

名張「こうしたら彰宏ちゃん声抑えらんないかなー」

寺門「こういうのもいいな」

彰宏「ひっ……!(全員くたばれ!)

」 

2013/11/11(Mon) 11:52  コメント(0)

◆日常はこんなもの 

事務所にて、修吾勉強中

溝山「次は期末テストか」

修吾「はい、今まではテスト前死にかけてましたけど、今回は楽しみなんですよ……!溝山さんと篠宮さんに教えて貰って、俺小テストかなり良い点とれてるんで、今なら学年総合かなりいいとこいけると思うんですよね」

溝山「ほおー」

修吾「この間なんて海花が俺に数学教えてくれ、なんて言ってきたんですよ、やばい、俺今かなり始まってますよ……!」

溝山「あいつ頭いいんじゃねえのか」

修吾「あ、あのー……海花数学と英語苦手みたいで。数学はともかく、海花英語は話せるんですけど、テストだとダメみたいで」

溝山「は?話せるのにか?」

修吾「そうなんです。てか英語以外にも……外人さんに道とか聞かれるとペラペラ道案内出来るんで、本当に不思議なんですけどね」

溝山「変なヤツだな……まあ六道だしなぁ」

修吾「はい……」

「……………」

溝山「なあ」

修吾「はい」

溝山「そういや最近ご無沙汰だったなあ?」

修吾「え?」

溝山「よし、やるか。お前もそろそろ息抜きしてえだろ?え?」

修吾「!?わっわー!溝山さん!?みみっみんなそろそろ帰ってきますって!」

溝山「んなん見られても関係ねぇだろうが、オラ大人しく脱げ」

修吾「(ヒイイ!)えあっだけどっあの……!ひゃああ!」

篠宮「お疲れ様です。……!溝山さん、何してるんですか」

修吾「篠宮さん!(助かった!)」

溝山「おー最近ヤってなかったからよ、そろそろ抜いてやろうかと思ってな」

篠宮「修吾くん嫌がってるじゃないですか。それに東堂もすぐ帰ってきますよ」

修吾「えと、あの……!ですって、溝山さん……!」

溝山「お前交ざんねえのか篠宮。じゃあ遠慮なく」

修吾「え!!やっあっ」ビクッ

篠宮「いえご一緒させていただきます」上着脱ぎ捨て

修吾「!!??」ゴーン



修吾「あっあうう!ひっあっもっか、勘弁してくだっさ……っああっ」

溝山「……っまだまだだろ、次は篠宮がいるんだぞ、修吾?」

篠宮「力抜いてろよ、修吾」

修吾「ふあ……っあっんんんうー!」


大谷「俺割りと急ぎの用件あるんすけど、いつになったら入れますかねぇ……」

東堂「俺も亀検診連れていきたいよ……」


修吾が二人を振り回してるのが目立ちますが、大体いつもは振り回されてますという話。

2013/10/23(Wed) 20:07  コメント(0)

◆不思議な男 


in街中

海花「あーもういい時間だなー。昼飯食いにどっか入るか」

静慈「賛成ですボス」

梅子「明和ってホント御飯の話になると生き生きすんのなー」

修吾「話通じるようになるしな。ともあれ俺も腹減った、昼飯賛成!」

エリカ「私御飯ものなら何でもオッケイ」

桃野「どっかあるか?あ、ファミレスあるぞ」

雷「三軒あるねえ、何処にするー?」

海花「私何でもいいわ、任せる」

梅子「うーん」

エリカ「ねえねえ、反対側にある定食屋美味しそう」

修吾「じゃあそこにすっか。横断歩道はっと……」

女「今お暇ですか!?あなた、悩みがありません!?」

全「え?」

静慈「……え、俺?あーお久しぶり」

女「え!?いやすみません初対面なんですけどっ私今、ある先生のところで修行してるんです。それであの、悩みのある人のためにお祈りを捧げるのが修行で……是非あなたの為に祈らせていただきたいんです、お願いします!」

桃野「(うわ……)あの大丈夫ですよ、そいつ悩みとかないんで……」

静慈「そうなんですか、ありがとうございます。しかし俺だけ一方的に祈っていただくのは気が退けますので」

静慈「お返しに、詠ませて下さい」

如是我聞。一時佛、在舎衛国祇樹給孤独園、与大比丘衆千二百五十人倶。皆是大阿羅漢、衆所知識、長老舎利弗・摩訶目
連・摩訶迦葉・摩訶迦旃延・摩訶倶
羅・離婆多・周利槃陀伽・難陀・阿難陀・羅
羅・
梵波提・賓頭盧頗羅堕・迦留陀夷・摩訶劫賓那・薄拘羅・阿
樓駄、如是等諸大弟子、并諸菩薩摩訶薩、文殊師利法王子・阿逸多菩薩・乾陀訶提菩薩・常精進菩薩、与如是等諸大菩薩及釈提桓因等無量諸天大衆倶〜

女「」(固)

周囲「」ザワザワザワ……

海花「やめろ静慈!いいからこい!」

修吾「すみませんねお姉さん!静慈行くぞ!」




海花「街中でいきなりお経を読み出す奴があるか!てか何でお前それソラでやれんだよ!」

静慈「ふふん」ドヤ顔

エリカ「さっすがだわ明和……やっぱ寺の息子だわ、お経は読めんだね」

梅子「普段ぼけっとしてるけど、今のは凄いな……」

修吾「え、いや、あのさあ……」

桃野「……静慈神社の神主さんの息子だから、お経全く関係ないんだよ……」

エリカ梅子「え!?」



禿頭の為、クラスメイトの大半は静慈を寺の息子だと思っている

2013/10/16(Wed) 11:42  コメント(0)

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