頂き物
□欲張り…?
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俺等はいつのまにか―――――…
欲張り…?
いつのまにか、俺達はでかくなってて。
それは人はこんなに早く成長するものなんだろうかと疑う程。
そして大きくなるにつれて離れていく人間。
それは仲間も
そして、師匠も…
でもそれと引き換えに同志ができた。
だから、要は物を失う代わりにまたそれを越える大切な物をくれるんだ神様は。
だから、だから、今より大切な物を持ちたくて…
同志を
捨てた。
そして
恋人も。
その通りに恋人も同志も捨てた後新たな仲間が来た。
でも、これでいいのか不安になる。
俺は、あのまま失わなくても良かったんじゃないか?
絆(あれ)よりもさらなる絆(今)を求めた俺はなんなんだろう。
今の絆も大事だ。だが――…
あの俺は―――…
(ただの欲張り、だじゃ済まされない傷を絆に…)
、