学アリNovel
□嫉妬
2ページ/4ページ
「ルーカぴょんっ!!おはよ♪」
「あっ、佐倉おはよ///」
朝から胸くそ悪ぃ。
なんだよ、あいつ。ルカばっかり。
あー、イライラする・・・。
「あ!!棗もおはよ♪」
俺はついでかよ。
むかつくから挨拶してやんねぇ。
「ちょ、棗ぇ!!挨拶くらいしぃや!!!」
俺は無視して教室へ向かう。
本当は、俺だって挨拶したい。
だけど俺は、まだガキなんだ。
嫉妬なんかして・・・。
別にルカに挨拶したっていいじゃないか。
別にルカのついででもいいじゃないか。
何がそんなに気に食わないのだろうか。
「・・・棗。ちょっと来て」
ルカが俺を呼ぶ。