学アリNovel

□嫉妬
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「ルーカぴょんっ!!おはよ♪」

「あっ、佐倉おはよ///」

朝から胸くそ悪ぃ。
なんだよ、あいつ。ルカばっかり。
あー、イライラする・・・。

「あ!!棗もおはよ♪」

俺はついでかよ。
むかつくから挨拶してやんねぇ。

「ちょ、棗ぇ!!挨拶くらいしぃや!!!」

俺は無視して教室へ向かう。
本当は、俺だって挨拶したい。
だけど俺は、まだガキなんだ。
嫉妬なんかして・・・。

別にルカに挨拶したっていいじゃないか。

別にルカのついででもいいじゃないか。

何がそんなに気に食わないのだろうか。

「・・・棗。ちょっと来て」

ルカが俺を呼ぶ。

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