Re!Novel

□料理
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「今日はハンバーグを作ろうと思うの」

それは本当にいきなり。凪がいつものように
応接室に入り、第一声がそれだった。

「・・・はい??」

あまりにも突然の事だったから、僕は耳を疑った。

「この前、アジトでボス達のご飯を毎日作って
いるうちに、覚えたの」

「あぁ、あの時ね」

「確か恭弥、ハンバーグ好きだって聞いたから」

「けど、どうして急に??」

「いつものお礼にって」

僕は特に凪にしてあげられていない気がする。
感謝するのはむしろこっちの方だ。

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