Re!Novel

□自覚してよね
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ただ、他の男と話していただけなのに
おしおきはやりすぎたと思っている。
でも、凪は僕のものだ。誰がなんと言おうとも。
僕は―――嫉妬している。
他の奴らと楽しそうに話している凪を見たくない。
凪を他の奴らと同じように戦わせたくない。

凪は、女の子なんだ。そして僕は男の子。
好きな女の子くらい、守りたい。
凪は僕に守られている、それだけでいい。

「恭弥・・・?」

暫く黙り込む僕を心配して、凪が話しかける。

「・・・凪」

そういって、僕は凪を自分に引き寄せる。
それからぎゅっと抱きしめる。

「凪っ・・・凪っ・・・」

凪を強く抱きしめる度に、凪の名前を発した。
始めは少しとまどっていた凪も、最後は
僕を抱きしめ返してくれた。とても温かかった。

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