薄桜鬼Novel

□行かないで
3ページ/5ページ


「(あ。千鶴。やっぱりここにいた)」

俺は、千鶴の姿を見つけ、千鶴を呼ぼうとした。
しかし。

「お、沖田さんっ!!掃除は私一人で出来ますからっ」

千鶴の困ったような声が響く。千鶴は一人ではなかった。
――総司もいた。

「いいじゃないの、千鶴ちゃん。僕にもやらせてよ」

「大丈夫ですからっ。それより、沖田さん。お体は平気なんですか?」

「平気、平気。今日はいつもより調子がいいんだ。もしかしたら、
 千鶴ちゃんが毎日僕の看病しててくれてるかな??笑」

次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ