一日一本
一日一本(目標)
超短編
でもほんとは一週間で一本のほうが多いかもしんない!←
創作、夢、両方生存する予定。
コメおきがるに!
◆愛してくださいな。(ペイン夢)
そう言って、彼女は手を差し出した。
好きになるだけではなく、愛せと。
彼女は、それを望んだ。
「――君の期待には、添えないと思うよ。」
「そうかしら?」
私、あなたの目、好きよ。
そう言って、彼女は笑った。
いや、顔は笑っていたが、目は今にも泣きそうだった。
過ぎる程に美しい顔立ちの彼女は、きっと、望んでなどいない。
自分に好かれるなど。
それを分からないほど、彼もバカではない。
彼女は、自分が殺しに来た名家の主の為に、逃げる時間を稼げとでも言われているのだろう。
もとは卑しい身分か。
妻か、娘か。はたまた、愛人か。
それこそ彼の知る由もないが、彼は、彼女の策にはまったふりをしてやった。
end
わけがわからないよ
2011/04/23(Sat) 20:37
[コメント書込]
[戻る]
[TOPへ]
[カスタマイズ]