一日一本

一日一本(目標)
超短編
でもほんとは一週間で一本のほうが多いかもしんない!←
創作、夢、両方生存する予定。


コメおきがるに!
◆風紀委員と問題児(飛段夢) 



ガン!と、机を蹴飛ばして、香音はチャラチャラとした格好の女子を見下した。

「校則に従いなさい。」

こかされた衝撃で強く打ったか、女子は太腿を押さえて、香音を睨み上げた。
周囲は騒然としながら、成り行きを見守る。
普段「絶対友達だからね!」などと言っていたその女子の友人も、怯えた目でただ見守っていた。

「ただ髪を黒のままにして、余計な装飾品を家に置いて、スカートを伸ばして、化粧を控えればいいだけなんだから。」

一息で言って、香音は溜息を吐いた。

「それとも、短いスカートは履けないような無様な脚にする?」

冷徹な目で、香音は淡々と言った。
女子は蒼い顔をして。慌ててその場から逃げだした。
「ちょっと」と追いかけようとした香音の手を、男子の手が掴んだ。
表情を寸分変えず、香音はその手を辿った。
薄く笑うマゼンタの瞳。
香音はパン、と手を振り払った。

「何?」
「そーカリカリすんなって、風紀委員さんよォ。」

へら、と笑って問題児は言った。




end



誕生日に書いた奴の…馴れ初め的な^q^
女子かわいそうに!ごめんね!!




 

2011/04/19(Tue) 21:14

by 隣音
私も打ちながら違和感ありました。

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by 空
風紀委員で雲雀夢かと思ったのに、飛段でびっくりしました。

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