一日一本
一日一本(目標)
超短編
でもほんとは一週間で一本のほうが多いかもしんない!←
創作、夢、両方生存する予定。
コメおきがるに!
◆嘘でいいから。(角都夢←ぇ)
「ねぇ、一回でいいんだってば。」
言ってよ。と、彼女は褐色の首筋に刃先を添える。
首にナイフをあてがわれているというのに、角都は冷静に彼女を見下ろしていた。
「一回でいいの、ほんとに。」
「……無理だな。」
「どうして?」
「無理だ。諦めろ。」
角都は彼女の手をゆっくり掴んだ。
徐々に力を込めていくと、彼女は渋い顔をして、ナイフを取り落とした。
角都の肩を介して、ナイフは床に落ちた。
廊下に落ちるその音が、二人だけの空間に、いやに響いた。
「なんで、言ってくれないの?」
「……。」
「なんで?ねぇ、なんでよ!」
空いていた左手を挙げて、彼女は叫んだ。
角都はその手を見もせず、同じく空いた右手で掴んだ。
情けなく思ったのか、彼女は俯いて嗚咽を漏らした。
「嘘でもいいから……好きだっていって……。」
泣きじゃくりながら、彼女はか細い声で言う。
角都は、彼女の手を離すと、静かに口を開いた。
「お前が欲しいのは、俺の言葉ではないだろう。」
そう言い残して、踵を返した。
end
ヒロインが本当に好きなのは飛段^q^
角都はヒロインが好き……っていうか、大事に思ってるんだけど、なんか。うーん。
よくわからん
2011/04/11(Mon) 20:49
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◆ブレイクタイム(アー/サー夢)
「ねぇアーサー。」
紅茶が飲みたい、と、眠そうな目で訴えるエミニ。
アーサーは小さなため息を吐いて、読んでいた新聞から顔をあげて、彼女を見た。
「自分で淹れればいいんだろーが……。」
それくらい、と、アーサーは呆れた表情で言う。
エミニは眉を下げて、悲しそうな表情をした。
「だって、アーサーの淹れてくれるお茶が一番おいしいんだもの……。」
じっ、とアーサーを見つめるエミニ。
その表情に、アーサーは仕方なく席を立った。
少しすると、部屋に紅茶の優しい香りが充満した。
コト、とエミニの前にカップが置かれる。
エミニは笑って、礼を言った。
アーサーは少し赤い顔で自分の席に座りなおした。
「つ、ついでだ……!」
「うん、でも、ありがとう。」
さりげなくテーブルの真ん中に置かれた炭には死んでも手を出すまい。
そう思いながら、エミニは紅茶を啜った。
「紅茶はこんなに香り高くて美味しいのにね……。」
「何か言ったか?」
「いえ、何も。」
そんな不器用なところも好きだけど。
心の中で呟いて、エミニはカップを置いた。
end
支部で色々検索かけて、一番最初に出てきた知ってる奴を書こう!
と思ったら眉毛だったww
これ…アーサー……なのか?
2011/04/10(Sun) 15:19
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◆真っ赤な顔で指さして。(デイダラ夢)
「なぁ、夕紀。」
「なによ。」
「好きなヤツるがいるってほんとかい?うん。」
「!」
口に含んだ紅茶を吹きだしそうになり、必死にこらえる夕紀。
なんとかギャグ漫画のような展開は阻止したが、気管に紅茶が流れ、激しく咳込んだ。
デイダラは慌ててその背を叩いた。
少しして落ち着くと、夕紀は涙目でデイダラを睨んだ。
「どこでそんなの聞いたの……!」
「え、クラスのヤツからだけど……?」
ふと、夕紀の脳裏にクラスの噂大好きな女子の影が過った。
深く溜息を吐き、夕紀は眉を寄せた。
デイダラは何も知らず、続けた。
「ほんとかい?」
「……嘘ではないけど。」
ふい、と夕紀は顔をそむけて、肘をついた。
デイダラは興味本位に、次の質問を投げかけた。
「相手は?」
「……。」
ジト、とデイダラを見る夕紀。
どうやら、それを教える気はないらしい。
デイダラはさっぱりと諦め、また次の質問をしてみた。
「告らねぇの?」
「……言えるなら言ってるわよ。」
「言えないのか?うん?」
「相手は……私をそんな風に見てないもの。」
夕紀は、胸がきゅ、と苦しくなるのを感じながら、デイダラを見た。
デイダラは「ふぅん。」と不思議そうに夕紀を見ていた。
「そんなんわかんねーじゃん。うん。」
「だって、こんなに近くにいるのに、遠くて。」
「言わなきゃ気付かないと思うぞ。うん。」
途端に、夕紀が勢いよく立ちあがった。
デイダラは驚いて、その夕紀を見上げた。
夕紀は真っ赤な顔で、泣きそうな顔で。
「言われなくても気づきなさいよ!バカ!」
そう言い残して、バタバタと部屋を出た。
残されたデイダラは、徐々に顔が熱くなっていくのを感じた。
end
キャー痒い!^q^≡^p^
ツンデレっぽいもの目指してミス!
2011/04/09(Sat) 20:17
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◆想量計測法(飛段夢※ヒロインがドS※ちょっと危険な香りがする)
ひゅ、と空を切る様な音で呼吸して、飛段は大きな咳をした。
それを見下ろしながら、香音は口を開いた。
「何?もう終わり?そんなんじゃ全然靡かないわ。」
「かっ……の、愛し――。」
再び大きく咳込む飛段。
呆れたように、香音は溜息を吐いた。
「掠れる程度じゃダメだって。」
そんな、生温い。
と、香音は飛段の首を軽く触った。
飛段は小さく咳をし、肩で息をしながら、どこか嬉しそうに笑った。
「ほら、続きは?」
「あ゛っ、香音っ……!愛、ってる!」
もう限界だろう。
飛段の喉はすっかりと乾いて、喉は深く傷ついていた。
それでも彼は言い続けた。
愛してる、と。
「ゲホッ、ガハッ!」
俯き、せきこんだ彼の喉の奥から、血液が流れ出た。
それは気道を伝い、乾ききった口腔から舌先を伝って床に赤い染みを作った。
それに満足したのか、香音は優しげに微笑んだ。
「よくできました。」
屈んで飛段をそっと抱いて、彼の頬に口付る。
席のまじった荒い息で、飛段は口角を上げ、香音の背に手を回した。
声が掠れるほど君を呼ぶよ、だとか。
愛してると叫び続けるよ、君が望むならどれだけでも、なんて。
所詮は嘘なんだから。
嘘じゃ無くせるってことを証明したかった。
ただ、それだけだと。
彼女は笑った。
end
ドSwwwwww
つか鬼畜^q^
危ない香りがしますが実はキスすらしてないのよっていう。
2011/04/08(Fri) 19:34
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◆ぐらすとれーど(MZD夢)
カラン、と机の上にペンを転がして、清は背を伸ばした。
やっと書類整理が終わったらしい。
それを視界の端に捉え、MZDは「お」と小さく声を上げた。
「流石じゃねーか。もう終わったのか?」
「これくらいが平均ではないですか?」
アナタが遊びまわってて仕事のペースが遅いんです。
MZDを見ることもなく、呆れた目で言う清に、MZDはざっくりと心を貫かれた気分だった。
「……俺神様だし?」
「関係ありませんね。」
またもすっぱりと返される。
しかも清はMZDを見るどころか、自分の眼鏡を拭いている。
その様に、再び傷心するMZDではあったが、眼鏡を外している清を珍しそうに見た。
さすがにその視線が気になったのか、清は怪訝な表情でMZDを見た。
「……なんですか。」
「いや……清が眼鏡とってんの珍しいな。」
「拭く間くらいとるでしょう。」
何がそんなに珍しいのか、とでも言いたげに、清は眼鏡をかけなおそうとした。
が、それをMZDが瞬間移動して止めた。
急に自分の真横に現れたMZDに多少驚きつつ、清は「何ですか?」と尋ねた。
するとMZDは、自分のサングラスを取った。
清はその行動が理解できず、首を傾げる。
「せい!」
「は?!ちょっ……!」
急に自分の顔に手を伸ばされ、驚きながらも清は声を上げた。
MZDの手が離れたのを確認してから、何するんですか、とMZDを睨みつける。
しかし、その視界は不思議と暗い。
その上、うっすらと黄色い。
「……あんま似合わねーな……。」
「勝手に着けて『似合わない』は失礼ですよ。」
超似合う!などと言われても困るのだろうが、清は深いため息を吐いて、サングラスを外した。
「うお、これ……キッツいな……。」
「……は?」
清が目をやると、自分の眼鏡をかけているMZD。
彼が透明なレンズを着けている、というのも珍しい。
サングラスを外す以上に、だろう。
しかし、清はそれよりもMZDのふらふらとした足取りを不安に思った。
そして、案の定。
「やっべ、気持ち悪……。」
ふら、とMZDが倒れる。
それを間一髪で清が抱きとめた。
「まったく、何やってるんですか。」
呆れながらも、清はそっとMZDから眼鏡を取った。
「悪い。」とまだ少しつらそうにMZDが顔を上げた。
なかなか近い。
そこで、MZDが一言。
「……ちょっとときめいた。」
「……どこぞの乙女ですか。」
end
ギャグ^q^
眼鏡ネタきたああああああ!!!
って思ったんだけど、
「お相手で眼鏡かけてそうなの誰だ?」
って考えてたら、逆転の発想で眼鏡をかけてるヒロインである清になりました。
MZDが「ちょっとトキめいた。」っていうのはまじです。
キュンって。なったんだと。
清がイケメソだったんだね^q^うんww
しかし迷走してる…
2011/04/07(Thu) 20:19
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◆なんなんだ
「…わけわかんねぇ。」
はぁ、と息を吐き、デイダラは机に額をつけた。
その際、かなり痛そうな音がしたが、気にする様子はない。
その横で、幸納は苦笑した。
「難しく考えるからだよ…。」
「だって難しいじゃんよ……うん。」
不満気に唇を尖らせるデイダラに、幸納は困ったようにペンを置いた。
「じゃあ、10分以内に解けたら休憩にしよう。」
だから、頑張って?
そう言って笑う幸納に、デイダラは渋々頷いた。
男というのは、つくづく飴に弱い。
end
誰か代わりに宿題やってください…(+_+)
2011/04/06(Wed) 23:34
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◆とられるくらいなら。(サソリ夢※獣耳注意※デイダラがおたく)
「猫耳って萌えない?」
ふと、空がそう口にした。
サソリは「猫耳?」と、眉をひそめて空の横顔を見た。
それに気づくことなく、「猫耳。」と復唱する空。
「なんでまた急にそんな……。」
「萌えない?」
きょとん、と首を傾げる空に、サソリも同じように首を傾げた。
ただ、怪訝な表情で。
と、空を挿んで反対側から、デイダラが口を挟んだ。
「猫耳は正義だろ。うん。」
「あ、やっぱそう思う?」
笑って、空はデイダラを見た。
デイダラは力強く頷く。
その表情は、なんというか、輝いていた。
「犬耳もいいけどさ、やっぱ猫だよね。」
「あのピンってした感じっていうか、なぁ。」
「うん、でもやっぱさー……。」
楽しそうに話す二人。
なんのことやら、という表情のサソリを差し置いて、しっかり盛り上がっている。
仕方なく、サソリは少々不機嫌そうに、その光景を眺めていた。
少し経った頃、空がふと漏らした。
「猫耳似合う人ってそうそういないけど、いたら堪んないよね。」
「だよなー!」
「あ、でもデイダラ似合いそうじゃない?」
「え?オイラ?」
「うん。」
「……。」
じっと聞いていたサソリは、黙って腰を上げた。
そして、ふらふらとどこかへ行ってしまった。
数十分後、サソリが戻ってきた。
それまで二人は延々猫耳について論議していたのだが、サソリがドアを開けた音に、その方をかえりみた。
そして、サソリの姿に一旦絶句した。
「……これのどこがいいんだ?」
半ば呆れ顔で首を傾げるサソリ。
その頭部からは、ひょっこりと黒い猫耳が見えていた。
end
続きはご想像にお任せします^q^
デイダラに空をとられるくらいなら、とばかりに猫耳装着旦那。
本人は気にしてない。
そして猫耳はカチューシャですごめんなさい←
ロ○トで買ってきたと思われ。
2011/04/05(Tue) 18:23
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◆子供の喧嘩に(長編番外らしきもの)
「……で、これを混ぜるとこの色になる。」
「たしかに、これはすごく近いですね。」
サソリの手元のフラスコを真剣に見ながら、疎螺は静かに頷いた。
「どのくらい本物に近いか、試したいですね。」
「そうだな。」
誰で試すか、と二人は顔を見合わせた。
そして、ほぼ同時に同じ名前を挙げた。
サソリは口角を上げた。
「まあ、あいつには無害だしな。」
「そうですね、きっと快く引き受けてくれます。」
その液体を試験管に分け、疎螺はその試験管を手に早足でサソリの部屋を出た。
その後ろ姿に愛しさを覚えながら、サソリは手元の液体を見た。
「モニターは……。」
さきほどより意地悪く口角を上げて、サソリはそのフラスコを置いた。
そして、少しばかり楽しそうな表情で、部屋を後にした。
続く
続きはWebで!(
2011/04/04(Mon) 23:56
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◆黒歴史(番外らしきもの※オリキャラしか出ないよ!)
うちの子達に黒歴史を訊いてみた
人形ハ人形師ニ恋ヲスル。
弥
「黒歴史…ねぇ? …聞きたい?(にや」
やっぱいいです。
疎螺「……お父さん……。」
……ごめんなさいoyz
偶然の連鎖に身を任せ
香音
「黒い歴史しかないけど(笑」
……。
瑠威
「あー……中学一年の時に、学校のヤンキー全部伸しちゃって番長っぽい位置にいたとか? 違う?」
黒歴史ですね。
柴穏
「そういえば、空にセクハラした教師を拷問して退職させたかな。 ……空に言ったら……わかってるよね?」
もうアナタが黒……いえ、何でもありません。
usa
「若い頃は……イタチさんにたくさんメイワクかけました。」
意外ですね。
彪
「ハッキングで初歩的なミスしてパクられそうになった……あれは黒歴史。」
どうやって免れたかは訊かないでおきます。
空
「……黒歴史って……なんですか?」
純粋すぎて眩しいっす。
RPG。
める
「……この本をひrピ―――――――」
ネタバレは規制音^q^
灯梨
「えー?昔ピ――――をピ―――がピ――――――――っていうのを見ちゃったことかな?」
……話進まなくてごめんなさい。
姫華
「……ない、と言っておいても大丈夫ですか?」
構いません。
おおかみ
あかね「……おぼえてない……。」
……話進まなくて以下略
以上、黒歴史でした^q^
end
今までの一本できっと一番詰まらんかった…
いや、うん、ね。
2011/04/03(Sun) 23:24
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◆寝言(サソリ夢)
「んー……。」
ふと、隣に寝る空が小さく声を漏らした。
「眩しかったか?」
サソリはそれに気付き、読んでいた本を置いて眼鏡を外した。
そして、着けていた枕灯を静かに消した。
真っ暗な視界の中、手探りで布団に潜り込む。
その時、布団の中で空の手に微かに自分の手が触れたのを感じた。
ずっと布団の中にあったからか、その手はとても暖かかった。
すると、その暖かな手が、まだ少しばかり冷たいサソリの手を握った。
「さそり……。」
「悪い、起こしたか?」
「……。」
サソリが話しかけても、聞こえてくるのは安らかな寝息。
「寝言かよ。」と呟いて、サソリは微笑んだ。
夢の中でも自分の名前を呼ぶ、そんな彼女を愛おしく思った。
end
ありがちネタ…そして短い。
すみません焦ってて←
2011/04/02(Sat) 23:40
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