一日一本

一日一本(目標)
超短編
でもほんとは一週間で一本のほうが多いかもしんない!←
創作、夢、両方生存する予定。


コメおきがるに!
◆私はチョコが好きだ!(ザンザス夢) 



幸せそうに口いっぱいに広がるチョコを堪能する。
ザンザスはいつもの無表情に近い表情で、そんな流菜を眺めた。

「おい。」
「ん、なんです?」

ミルクティーと共に口内のチョコを軽く流し、流菜はザンザスに首を傾げてみせた。
ザンザスは、顎で彼女の手のチョコを指した。

「そんなに旨いか。」

その問いに、流菜は笑顔で答えた。

「甘くておいしいですよ。食べます?」
「……ああ。」

流菜は手を伸ばし、ザンザスの口にチョコを一粒差し出した。
ザンザスはそれをあえて手で取り、口に放り込んだ。
途端に広がる甘ったるさ。
それに伴った甘ったるい匂い。
ザンザスは甘いチョコを食べながら渋い顔をして、流菜の手を引き、彼女自身を引きよせた。

そして彼女に深く口付けて、チョコを返した。

「オレの前でンな甘いモン食うんじゃねぇ。」

吐き気がする、と言ったザンザスに、流菜は微笑んで小さくうなずいた。


私はチョコが好きだ。
でも、それよりあなたの方が大好きだ!



end






ザン流菜ェ……
チョコが恋しいのは私^q^


 

2011/04/21(Thu) 21:22  コメント(2)

◆甘いキスで起こしてください(骸夢) 



柔らかな春の陽気に誘われ、陽和は窓辺の席で気持ちよく寝ていた。
よっぽど気持ちいいのだろう、その表情は幸せそうで、眠りは深かった。
と、不意にそこへ差す影。

「陽和。」

赤と青のオッドアイ。
その双眸で優しく彼女の顔を覗き込んで、同じように静かに名前を呼んだ。
それでも、夢すら見ない深い眠りの彼女には、聞こえていない。
ふ、と笑って、そんな彼女にそっこ口付た。
甘い香りが陽和の鼻孔を掠める。
ゆっくりと、陽和は目を覚ました。

「……甘い。」
「チョコです。食べますか?」
「ん、いただきます。」




end


久々に骸おー
骸ってすごくチョコの匂いしそうだ!←


 

2011/04/20(Wed) 21:31  コメント(0)

◆風紀委員と問題児(飛段夢) 



ガン!と、机を蹴飛ばして、香音はチャラチャラとした格好の女子を見下した。

「校則に従いなさい。」

こかされた衝撃で強く打ったか、女子は太腿を押さえて、香音を睨み上げた。
周囲は騒然としながら、成り行きを見守る。
普段「絶対友達だからね!」などと言っていたその女子の友人も、怯えた目でただ見守っていた。

「ただ髪を黒のままにして、余計な装飾品を家に置いて、スカートを伸ばして、化粧を控えればいいだけなんだから。」

一息で言って、香音は溜息を吐いた。

「それとも、短いスカートは履けないような無様な脚にする?」

冷徹な目で、香音は淡々と言った。
女子は蒼い顔をして。慌ててその場から逃げだした。
「ちょっと」と追いかけようとした香音の手を、男子の手が掴んだ。
表情を寸分変えず、香音はその手を辿った。
薄く笑うマゼンタの瞳。
香音はパン、と手を振り払った。

「何?」
「そーカリカリすんなって、風紀委員さんよォ。」

へら、と笑って問題児は言った。




end



誕生日に書いた奴の…馴れ初め的な^q^
女子かわいそうに!ごめんね!!




 

2011/04/19(Tue) 21:14  コメント(2)

◆挨拶大事(デイダラ夢?) 



「目があっても合わなくても挨拶するのが礼儀です。」

そうなのか、と、ハンナは目を瞬かせた。
日本人である母親に聞かされたことを心の中で復唱しながら、ハンナは新しい学校の門をくぐった。
敷居を跨いで早々、一人の生徒が欠伸をしながら歩いているのが見えた。
こんな早い時間に。
そう思いながらも、ハンナは母親に言われたことを実行した。

「good morning!」
「うん?」

その生徒に抱きつき、頬にキスをした。
突然のことに、その生徒は彼女が離れても呆然としていた。
その事に気づかないのか、ハンナは手を振って小走りに校舎へと走っていった。

「何……なんだ……?うん?」

黄色の長い髪をかきあげ、その生徒は首を傾げた。





end



なwんwだwこwれwはwwww
長編かよってね^q^


 

2011/04/18(Mon) 23:11  コメント(0)

◆どんなの?(デイダラ夢) 

「好きって、どんなの?」

ふと、彼女に問われ、デイダラは瞬きをした。

「……うん?」
「デイダラは私が好きなんでしょ?」

いや、まあそうだが。
と、デイダラは何とも答え難く、苦笑して首をかしげた。

「いつかわかる。うん。」
「なに、それ。」

笑って、彼女は言った。




end



わけが…わからないよ…!

2011/04/17(Sun) 22:42  コメント(0)

◆これは8349回目の告白。(一応サソリ夢っぽいもの) 



「好きです。」
「あ?てめぇになんか興味ねぇ。」

そう言ってつかつかと去っていく彼の背中に、彼女は微笑んだ。

「そんなことを言えるのも、今のうちだけれど。」

――さあ、覚悟して?――




end


ていやー!すべりこみいいいい(ずざあ

 

2011/04/16(Sat) 23:43  コメント(4)

◆日常の一コマかっとしてみったー(サソリ夢) 




テレビを見ながら、ふと空が口を開いた。

「サソリはさ、信じる?」

隣で興味の欠片もない目で画面の方を見ていたサソリは、空を見て、わずかに口角を上げた。

「何をだよ。」
「こう……言い伝えとか。」

信じる?と、再度空は尋ねた。
サソリは、くだらねぇ。と、あざけるように言った。
空は、少し不満そうにしていたが、それでもテレビを見ていた。

「――俺が空を愛してる分には、そういうのは必要ねぇしな。」

少し間をおいてからそう続けて、サソリは空の視界を遮ってキスをした。
空は驚いた表情で、サソリを見た。
今しがた離したばかりの唇で、サソリは囁くように言った。

「まあ、あんまり放置するのも考えもの、か?」




end



テレビにくぎづけの空にサソリが嫉妬すればいいなあというお話。
言い伝え云々は実写コナンより。

そしてどんどん雑になっていくタイトル…^q^



 

2011/04/15(Fri) 22:56  コメント(0)

◆それでも 



もし、私が死んでも、あなたは好きでいてくれますか。

もし、私を好きでいることで、あなたの他の大切な人がみんな死んでも、私を好きでいてくれますか。

もし、私を好きでいることで、あなたが今いる国が滅亡するとしても、私を好きでいてくれますか。

もし、私を好きでいることで、世界が朽ちても、私を好きでいてくれますか。

もし、私を好きでいた罰に、今死んでも、それでも好きでいてくれますか。


彼女がそう訊くと、彼は愛おしそうに口角を上げるのだ。


「王子は姫を愛する、っていうのが世の理だし?」

王子は彼女を抱きよせて、キスをした。





end



ベルェ……
「あ、ベルか!」って今わかった人挙手^q^


 

2011/04/14(Thu) 21:56  コメント(2)

◆愛して (MZD夢) 




夜中の1時を回った頃。
チャイムの音で、清は目を覚ました。
時計を見て、こんな時間に誰だ、と顔をしかめた。

それでも、もそもそと布団から出て眼鏡を取り、玄関へ向かう。
玄関の鍵を開け、ゆっくりと戸を開けた。

「どちら様ですか……。」
「オレだけど。」

眼鏡をかけながら訊くと、一言。
聴きなれたその声に、清は、一気に目が醒めた気がした。

「……こんな夜分になんの用ですか。」
「てかこんな夜遅くにチャイム鳴って確認もせずに出るなよ!危ないだろ!」
「じゃあこないでくださいよ。」

急に半ば怒ったように言うMZDに、呆れ顔の清。
清の正論に、MZDは言葉を詰まらせた。

「それで?仕事か何かなら夜が明けてからにしてください。」
「いや……そうじゃねーんだよ。」

どこかいつもより奥手な態度のMZDに、清は首を傾げた。
すると、急にMZDが両手を広げた。

「……今、俺が『愛してくれ』っていったらどうする?」

普段よりは幾分か頭の回転の遅い清に、MZDはそう言った。
それは言葉どおり、「愛してくれ」ということなのだろうか。
清は数十秒考えてから、MZDの肩を持って引き寄せた。
MZDは殴られるか、とも思いながら、抵抗はしなかった。

ちゅ、と軽い音。
MZDは唇が柔らかい何かに一瞬触れた事しか理解できていなかった。
清は少し眠そうな目でMZDをドアの外にまた押しやった。

「それで我慢してください。」

おやすみなさい、とも言わずに、清は静かにドアを閉めた。
MZDは暫しそこに立ち尽くしていたが、少しして、初めて彼女の方からキスをしたことに、顔が熱くなっていくのを感じた。
そして、はっきりとその事実を理解して、へなへなと座り込んだ。

「反則だろ……。」

翌日、彼女はこのことを覚えているのだろうか。





end



神様の愛=キス
という理解の清←
ちなみに彼女は自分がキスしたなんて憶えてません^q^
神様ェ…w


 

2011/04/13(Wed) 22:59  コメント(0)

◆仕方ないな。(カカシ夢) 





「お花見、ねぇ。」

案内状をくしゃくしゃと丸め、それをゴミ箱に投げ入れる。
そんな彼女を見て、カカシは溜息を吐く。

「行ってやったら?同窓会なんでしょ?」
「騒ぐのキライ。」

カカシは「知ってるよ。」と言いながら、彼女の肩に手を回した。
彼女は気にすることもなく、欠伸をする。
自らの指に彼女の長い髪を絡ませながら、カカシはふと、口にした。

「俺と二人なら、行く?」

彼女はちらりとカカシを見た。
マスクの上からでもわかる。笑っている。
その笑みに対抗するように、彼女もまた、口角を上げた。

「どうしても、ならね。」

カカシはにこりと笑って、彼女を姫抱きにした。




end



カカシわからん……!!
挑戦した結果がこれだよ。
…うん、慣れないことはするもんじゃないね☆



 

2011/04/12(Tue) 20:35  コメント(0)

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