†春×快†

□温もり
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ねぇ……ハル

君の体温を

もっと

頂戴…?









『温もり』










「んぅ…っ…」



今夜も僕らは
身体を重ねる

仕事帰りにそのまま
ハルの家に寄って




「はぁ…っ…ん」
「カイ…平気か?」
「は…はるぅっ…」
「ん?」



呼べば
ハルは必ず応えてくれる

優しく髪を撫でて
名前を呼んで…







僕だけを





だから
僕は幸せなんだよ
…ハル



そうして
呼んでくれるだけで


愛されてるって
感じるから












でも……



僕は我が儘なんだ……








自分でわかる










我が儘……

そう、我が儘なんだよ











だって…
こんなにも愛されてるのに







わかってるのに……














もっと













もっと













もっと












ハルが










温もりが













欲しくて

たまらない……











「…カイ、シャワー浴びてこい。俺後でいいから…」
「……ぅん」
「……カイ?」
「…ぅん」
「どうした?」





我が儘……

ハル…僕我が儘なんだ



もっと…欲しいっ




ねぇ…ハル







「はるぅ……ハル」
「何だよ…?」
「……僕…ね」
「?」
「ハルを…愛して…る」



好きでたまらない


好きで

おかしくなりそう



身体が






心が










おかしくなる











「ねぇ…離れちゃ…やだからね」
「あ…?」
「愛してるから…」
「何だよ…今更。…俺も愛してる」





あぁ…嬉しい








ハルの言葉が

死ぬほど嬉しい…




貪欲な僕には




「ねぇ…もっと、して…」
「!…お前、発情期?」
「ち…違うもん///」
「じゃぁ何だよ?」
「好きだから…」
「ふ…っ可愛い奴」




貪欲だから…


ハル…愛してる











「ぁ…っあぁああ…」
「ホラ…動くぞ」
「んぁ…っあぁっ」



ハルは強く
僕を突き上げてきた

優しくキスをして
何度も何度も




「っ…でちゃ…ぅ」
「く…っ出せ」
「あぁあぁぁぁっ!!」




ピュッと
白濁が飛び出る



ハルの迸りも
体内で感じた













ねぇ…ハル





もっと求めたい









貪欲なんだ











ハルの













温もりに…















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