□第6章
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今日は快晴だった。

「ラン!洗濯物手伝って!!」

「はぁい!」

ミストに呼ばれ走る

「ラン!弓作るの手伝え!!」

「はいはぁい!!」

シノンに呼ばれ走る

「ラン!買い物に行ってきてくれないかい?」

「わかった!!」

買い物カゴをもって家をでた

「買い物多いなあ」

てくてく歩いていると声が聞こえた

「今回の支払いは…」

草陰に隠れ聞く

「あぁそれで充分だ」

「すまんな」

「いやお互い様だ、そういや新入りが入ったそうだな」

「あぁいいやつだ」

「そうか」

(どっかで聞いたことある声だな)

「…昔オレは監獄から一人の女を連れだしたんだが…」

「どんな女だ?」

「紫の髪だったはずだ」

「うちの新入りも珍しい紫の髪だったな」

「そうなのか…また会わせてくれ…」

「あんたが会わせてくれなんて珍しいこともあるもんだな」

「なに少し興味がわいただけだ」

「まぁいずれ会うことにはなるだろう」

「まぁなじゃあ行くぞ」

「また頼むぞフォルカ」

「あぁ」

(フォルカっていうんだ…あ!買い物いかないと)
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