□第4章
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次の日、今日は朝から忙しかった
なんせ今日はあたしの初陣
初任務だった。
「ラン、傷薬は持ったかい?」
「大丈夫だよ、オスカーさん」
「ならいいんだけど」
あたしはもう一度荷物を確認した
「えーと、剣に弓…」
「ラン」
「ティアマトさん」
今日もまた綺麗な白い鎧を着ていた
「今日は初陣ね。頑張ってね」
「はい!」
「だいぶ表情が出てきたわね」
「そうですか?」
ティアマトさんはそりゃあもう、とんだ無表情だったわ、と言った
「あのころに比べたら自分でもわかるくらい明るくなりました」
「そうね。あ、そろそろ出発よ」
「はい!」
あたし達は砦をでて任務先に向かった。