□きんいろ。
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暗い部屋の中で一際輝く金色の瞳。

(そんな目で俺を見るな・・・・・)

部屋には水音だけがいやらしく響き渡る。

「く・・・ぅあ」

「ネサ・・・ラ」

互いの息と軋むベッドがだんだん激しくなる。

「ぁ・・・ああぁあぁぁっ!!」

同時に絶頂を迎えた。

ティバーンはネサラの中で吐き出しおえた物を抜く。

「ティバーン・・・」

「なんだ・・・」

ネサラの瞳から涙がこぼれる。

「っ!?どうした!?」

「ん・・・ふぅ」

頬を伝う涙を手ですくい抱きしめる。

「・・・どうした」

「なん・・・でもなぃ」

泣き止もうとするがまだ肩がふるえている。

「なんでも1人で抱えこむな」

そう言いティバーンはネサラひ口付けをして部屋を出ようとした。

ティバーンの服のはしをネサラがつかむ。

「なんだ?」

「・・・やっぱりなんでもない」

「いつでも俺のとこにこいよ」

ティバーンは少しわらって部屋をでた。

ネサラは暗い部屋に1人になった。

明かりも付けずただひとり、静かに思いながら涙をながす。

(助けてくれ・・・俺をこの汚い世界から救い出してくれ)

(あんたのその金色の瞳で俺を救ってくれ)

涙を拭う事もなくまたベッドに横になり眠る。

「ティバー・・・ン」











あとがき

初っぱなから裏きましたね^^

ダークなかんじになってたのかな?

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