□花ことば。
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ネサラは森の中で羽を休めていた。

そこでふと目にとまった花。

「パンジーか」

薄い紫や黄色いパンジーなどがたくさん咲いていた。

「ネサラも花を眺めるんだな」

顔をあげた先にいたのは鳥翼族にしては大柄な男だった。

「ティバーン」

「その花はなんて花なんだ?」

「パンジーだ・・・」

「パンジーか」

ネサラはパンジーをひとつ摘みティバーンに渡した。

「俺にか?」

「ああ」

ティバーンはそのパンジーをネサラの髪につけた。

「おい・・・!」

「ネサラの方が似合ってる」

「・・・ティバーン」

「なんだ?」

「パンジーの花言葉・・・」

「それがどうした?」

ネサラは深呼吸をして少し背の高いティバーンの目をみた。

「1人にしないで」

「へ?」

実に情けない声がでた。

「パンジーの花言葉だよ。」

「1人にしないで・・・か」

ティバーンは言った。

「死ぬまでオレと一緒にいろ」

その言葉にネサラはすこし赤面した。














あとがき

あまーーい?

ティバネサはかきやすい^^

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