思う事

□愛想笑い
1ページ/1ページ

俺は、いつでも笑顔だった。
酷い事を言われても
笑ってた。

人を
傷つけないように。

だから、
俺の周りには何時でも人が居た。

何時も俺の周りで
陰口、悪口、言い争い。

仕舞いには
俺を巻き込んで。

辛かった。


そんな時の

水泳の先生達。

厳しかった。

俺だけ怒られた。

でも、
その分
優しかった。

中一の夏。

水泳を辞めるとき。

「お前は他の奴と違って、不思議な奴だった。」
って
言われた。

意味が解らなかったから、
「何で?」
って
聞き返した。

そしたら

答えは返ってこなかったけど、

「愛想笑いはしなくていいんだ。」
って
言ってくれた。

先生、
俺のこと
見ててくれたんだね。



ありがとう。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ