カードキャプターさくら
□大好きな知世ちゃんへ
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大好き、大好きなんだ…殺したいくらいに、知世ちゃんが
知世ちゃん…知世ちゃん…、ねぇ
私の事、好きだよね?
「私もさくらちゃんの事が大好きですわ」
ニコッと微笑んで知世ちゃん、言ったよね?
大好きだって、その言葉に嘘なんてなかったよね
「…ありがとう知世ちゃん」
胸が嬉しいっていうので沢山になった気がした
こんなに幸せな事なんてそんなにないと思うし…だけど
私の幸せなんて、あんなに早く無くなってしまうのかな…
「あ、お兄さま…」
私じゃなくて私の後ろを見てポッと顔を赤くする
…どうして?
「さくらと…えっと」
「大道寺知世、です」
「あ、そうそう…今帰りか?」
「はいそ「そうだよ、知世ちゃんと二人きりで帰ってたの、邪魔しないでくれるかな?」
知世ちゃんと二人きりだったのに
「おいさくら、そんな言い方はないんじゃないか?」
お兄ちゃんは一人、雪兎さんはいない
雪兎さんも好き、だけど知世ちゃんはもっと好き
お兄ちゃんも好き、だけど
「私と知世ちゃんの邪魔する奴は嫌いだよ」