ワンピース
□保健室のロビン先生
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あー、もうゾロったら昼休みの美術室でヤらなくたっていいのに…腰が痛い
もうすぐ昼休みは終わる、ゾロは行為が終わった後一人で先に帰らせた、本人は私の腰を心配してくれるという嬉しい事をしててくれたけどゾロは授業中居眠りばっかりでろくにノートを取っていない
だから先に提出物のノートだけを写しに帰った訳
「…保健室に行こうかな」
どっちにせよ次の授業のノートはゾロに貸しちゃったし、もしかしたら保健室に行くかもってのも伝えたし
…それに、今日は世界史の授業もない。あれが一番好きなんだけどな
「…行くか、保健室に」
誰に言ったって事もなく、美術室からこそっと出て私は保健室へと走って行った
5時間目を知らすチャイムの音が聞こえた気がした
保健室
「先生ー、頭が痛いんで休ませて下さーい」
「あら問題児くんの彼女さん、久しぶり」
漆黒の黒…ってのは大袈裟だけど彼女の黒い瞳に私が少し映ったと思う
「だから問題児じゃないってゾロは、それにちゃんと私の事も名前で呼んでよ先生!」
ロビン先生はクスリと笑い、掛けていた眼鏡を外した
「で、何処が痛いの?」
「いや入る前に言ったんですけど…」