部活の後の侑士が…

□部活後の2人
1ページ/2ページ

ー部活後


「なぁ、跡部。一緒に帰らへん?」

「あ〜ん、何でお前と帰らなきゃ行けねぇんだ」

「そんなこと言わへんで。帰るだけやから」

「ま、一緒に帰ってやらないこともないぜ。」

(跡部のやつ、ほんま可愛げなさすぎやで。そこが良いんやけど)




「忍足、どうしてだ?いつもは一緒に帰らないのに…」

「いやぁ、ただの気まぐれや。気にせぇへんで」

二人はずっととぼとぼと歩いて行く。

跡部は忍足によってこの後におこる事を知らない…。


「なぁ、跡部。喉、渇いたから自販機に寄らへん?」

「あぁ、良いぜ。俺様も喉が渇いてたところだ」


「跡部は午後ティーやったな。自分もそれにするわ。」

チャリん…。ガラガラ

「跡部さま、どうぞ。」

「おぅ、ありがと」

「なんかこの紅茶変な味がするぅ…よぅ…な」

「跡部はん、すみまへんな…」








ーー

「うっ…。なんか体が重い。あの後…覚えてねぇ」

「気がつきはったか」

「忍足。何だこの手錠は…」

「あ〜。暴れんよぉ、付けさせてもらったわ。」

「なっ、なに言っている。早く外せ」

「跡部。まだ、今の状況を理解していないようやけど。自分…今からされる事分かるやろ。」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ