Dissidia-Remix
□クールガイズ
1ﾍﾟｰｼﾞ/1ﾍﾟｰｼﾞ
【in 月の渓谷】
クラウド「…」
スコール「…」
クラウド「暇だな」
スコール「ああ」
クラウド「…」
スコール「…」
クラウド「…(何か喋れよ)」
スコール「…(何か喋れよ)」
クラウド「腹、減ったな……」
スコール「ああ…」
クラウド「何か食べに行かないか？」
スコール「そんな場所があるのか？」
クラウド「…無いと思う」
スコール「だろうな…」
クラウド「…」
スコール「…」
クラウド・スコール『(会話続かねぇぇぇっ！！！)』
クラウド「(誰か、周りにいないのか！？)」
スコール「(誰か、この気まずい雰囲気を何とかしろ！できればバッツorジタンorティーダ希望！)」
コツ、コツ、コツ…
クラウド「(足音？誰か来たのか？)」
スコール「(なんて良いタイミングで来てくれたんだ！誰だ？)」
セフィロス「ふふふ、奇遇だな」
クラウド「見なかった事にしよう」
スコール「そうだな」
セフィロス「冷たいな…。私はいつでも、お前達のそばにいる」
クラウド「キモイ」
スコール「キモイ」
セフィロス「くっ……！随分な言い方じゃないか」
クラウド「帰れ」
スコール「帰れ」
セフィロス「(こいつら……！)…まあいい。私が何をしにきたか、わかるか？」
クラウド「興味無いね」
スコール「壁とでも話しているんだな」
セフィロス「…ぐすっ、ひっく……うわああああん！！！」
クラウド「猛スピードで走り去っていったな」
スコール「何をしにきたんだ」
ボトッ
クラウド「スコール、何か落としたぞ」
スコール「ん？ああ、すまない。カードが…」
クラウド「カード？」
スコール「ああ、俺と共に幾多のゲームを乗り越えてきた、相棒だ」
クラウド「…興味ありありだな」
スコール「やるか？ルールとか教えるから」
クラウド「もちろん」
月の渓谷に、クリスタルを探す事も忘れ、カードゲームに熱中する２人の姿があったとか…。
それを知ったコスモスが２人をフルボッコにしたのは、また別のお話…。
《完》
【後書き】
クラウド＆スコールを絡ませてみました。
一応、クラウド＝ゲーマー、スコール＝カード大好きという事で。
さりげなく、コスモスが怖いキャラになりつつありますね。