短篇

□水の中、僕は彼の夢を見る
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 高杉の船の上、銀色の鬼が姿を現した。


 「来た」


 そう言って、笑んだ顔はとても楽しげだった。


 高杉も笑う。


 軽やかに、


 「さあ、宴の始まりだ」









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