詩集-みんなのうた-七月号(上巻)
□春風 凜さん
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「あかさたな作文。」
雨上がりの空気は海の匂いがした
かすかに見える虹
「さよなら」の代わりに「またね」と言おう
確かなものは無いと知っていても、また会えるって信じていたいんだ
夏は寂しさを飲み込むようにやってきて、今年もジリジリと肌を焼く
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