詩集-みんなのうた-六月号(上巻)

□藤色・D・タケシさん
1ページ/1ページ


「そんなこと」




酔いながら君を
口説いたのは
自信がなかったから、
自分に。

だって可愛い君なら
いくらでも
選択肢はあるし、
僕じゃなければ
いけないと云う
何かが僕に
あるわけじゃなし。

そんなことを
時々思いながら
君を抱くことがある。
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ