詩集-みんなのうた-五月号

□浅村春気さん
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「幸せをありがとう」


しわしわになった手で
君と手を繋ぐ

君と歩んできた道を
ふり返る
昔の若い頃には戻れないけれど

僕の人生の中に君が居た
それが僕の誇りです

よれよれになった体
君と居られる時間も残りわずか


でも「さよなら」だけは言わないでおくよ
君には「ありがとう」って言いたいから

僕の人生の中に君が居た
それが僕の幸せです

 

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