【青の祓魔師】

・こんな映画を期待!
・アニメっぽい。(雪男が兄さんとしか、叫んでない気がする。)
・シーンをぶった切りなので、ぶつぶつで纏まってない上短いです。
・それでも、OK?


******
【メフィスト・フェレス邸】

「祓魔使の失踪?」
「はい。と言っても、普通の失踪とはちょっと違いましてね。」
「それは、『兄さん』にも関係あると?」
「さて、どうでしょうかね?」
メフィストの表情は相変わらずで心の内を読み取ることはできない。
「まぁ、もしかしたら関係あり。かもしれませんね」
「・・・では、どういった失踪なのですか?」
「それがですね・・・ばかりが・・・といった感じなのですよ。どうです?面白いでしょう。」



兄さん!?

ーーーー
【602号室】


「おぉ〜、雪男遅かったなぁ。何だ?お前、変な顔してんなぁ。何かあったのか
?」
きょとんとした顔で見上げてくる兄は、同じ歳とは思えないほど無邪気だ。
「・・・別に。何でもないよ。」
「ほんとうかぁ〜?」
「うん、本当だよ。フェレス卿のところに行ってて疲れただけだからさっ。」
「あぁー、メフィストの所に行ってたのか。確かにあいつといると疲れるよなぁ
。あいつ揚げ足ばっかとって笑いやがるしよぉー・・・」
兄とフェレス卿の会話がどんなものか気になったが、どうやら上手く撒けたらし
い。その後も何やらメフィストはどうだとかぶつぶつ呟いている。
「ところで今日の夕飯は?」
「・・ったく。おう夕飯なっ。夕飯はお前の好きな刺身にしたぜ!」
「本当?嬉しいな、ちょうど食べたかったんだよね。」
「そうだろう、そうだろう。やっぱ、疲れた時は好きな物食べたくなるよなぁ。
すぐに用意してやるから着替えて来いよ。」「うん、じゃあ。」



「あっ、そういえば刺身醤油が切れてたんだよなぁ。よしっ、弟のために買いに
行ってやるかっ!」

ーーーーー
【帰り道】

「兄さんっ!!」
駆け付けてみれば、暗闇が兄の身体に纏わり付いていた。上半身のみが地面に出
た状態で右手には倶利伽羅。暗闇は徐々に兄を覆い尽くそうとしており、上半身
まで出ていた身体はすでに右手と顔のみとなっていた。
駆け寄ろうとすれば、燐が鋭く言い放つ。
「来んなっ、雪男っ!!っくそ!!」
「兄さんっ!!」
「悪ぃけど、コレ頼む!!」
ブンと放り投げられたのは倶利伽羅だった。雪男は慌ててクリカラをキャッチす
れば、燐の手が沈んでいった。
「兄さんっ。」
燐が沈んでいった地面には何もない。雪男の手元には兄の悪魔の力を解き放つ魔剣のみが残された。


『兄さぁぁーーん!!』


coming soon.
詳しくは虚無界で!

→懺悔(管理人)






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