学パロ

□第一弾 幼なじみ
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《二年生教室》

「おはよう。コナツ君。今年も一緒のクラスだね」

「おはよう。カストル、ラブラドール。今年も一年よろしく。」

「こちらこそ、よろしくお願いしますね。」

三人の周りは和やかな雰囲気に包まれた。


「はぁ〜、今年も学級委員。俺がやるのかな〜・・・」

カストルとラブラドールは首を傾げながら、顔を見合わせた。

「・・・?コナツ君は、やりたくないの?」

「イヤ、別に嫌ってわけじゃないんだけど・・・」

「・・・?嫌じゃないけど、なぁに?何かあるの?」

コナツはわざと言葉を濁したが、ラブラドールは逃がさない。

「コラ、ラブラドール!!コナツ君が困ってるでしょう。誰でも、言いたくないことはあります。私達などには話せないことなんですよ。ね?」

ラブラドールを叱るとみせて、最後にはやっぱり追求する。
しかも、『私達などには』と言った言葉使い。
コナツが絶対話すよう仕向けるところは、双子のお得意な腹黒連携プレー技だ。

二人が少し悲しそうに見つめてくるものだから、わかっていてもコナツはどうしようもない。

「はぁ〜・・・カストル達には、かなわないな。そこまで、言われると話さないとな。でも、別に本当に大した事じゃないんだよ。」

仕方なくコナツは話し始めた。

キーンコーンカーン♪
キーンコーンカーンコーン♪

チャイムがなり始め教師が入ってきた。

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