ギャグ

□料理教室
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レッスン3

『野菜を炒めてみよう。』


「野菜もなんとか切れましたので、次は炒めてみましょうか?」

「はいっ!わかりました。」

炒めるくらいどう間違って、失敗しても野菜が焦げてしまうだけだろうと思っていたカツラギは甘かった。

「えっと、確か強火で炒めたほうが食中毒とか防げるって何かに書いてあったな。」

いきなり最大火力で炒めるテイト。

「これ強火なのかな?う〜ん、何かちょっと不安だな・・・。あっ、そうだ!前に、野外実習の時ミカゲがザイフォンでやってたな。あと、油が足りないんだな。」

トクトクと大量の油を注ぎ入れる。

そして、フォンとザイフォンを発動させてみる。


ズガーン


予想通り大量の火柱が立ち上がり、フライパンその他もろとも全て吹き飛ばした。

「えっ、なんで爆発するんだ?おかしいな〜?!」

吹き飛んだのを見ながら、不思議そうにするテイトにカツラギは、まずは料理よりもみっちりと一般常識を教えようと誓うのだった。

*END*
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