学パロ

□第一弾 幼なじみ
1ページ/3ページ


《三年生教室》

「アヤた〜ん。オハヨー!!また、同じクラスになれたね。オレ、超ウレシイよ☆」

ヒュウガははしゃぎながら、アヤナミに抱きつこうとした、その時。

ガラッ

教室の扉が開き、誰かが入ってきた。
入ってきた人物がわかると、ヒュウガはその人物に声をかけた。

「あー、フラたんも一緒だ〜。よかったね。あやたん。」

アヤナミは無言でヒュウガを叩き伏せ足蹴にした。

「チッ、またお前らと一緒かよ。今年もついてねーな…。」

「私に舌打ちとは、いい度胸だな。」

アヤナミの周りから威圧感めいたものが漂う。

「テメー、やんのか!?コラ?!」

アヤナミの威圧感に押された感じもなく、相手を睨みつける。
二人の間で火花が散り、空気が重くなりつつあった。

「あはは、二人とも相変わらず仲いいね。」

いつの間にか、アヤナミの足元から抜け出したヒュウガは重くなり始めていた空気を壊した。
睨み合っていた二人の視線がヒュウガに向かった。

「「誰と誰が仲いいんだ!!」」

「アヤたんとフラたんに決まってるじゃん。」

「「・・・」」

一瞬、沈黙が流れ・・

ビシッ!!

ドガッ!!

アヤナミはムチ。
フラウは蹴り。
それぞれをヒュウガに放ち、ヒュウガは吹っ飛んだ。

「イタタッ。こういう時はすごく息ぴったりだよね。仲良しさん♪」

再び、重い空気に包まれた。


キーンコーンカーン♪
キーンコーンカーンコーン♪

チャイムがなり始め教師が入ってきた。
→ 二年生
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ