ギャグ

□大天使の守護
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木陰ですやすやと眠る姿を見つけ、近づいた。

「よしよしよし、まだぐっすりと寝てるな!」

普段なら、気配や物音に敏感ですぐに目覚めてしまうのだが、今回に限っては本当にぐっすりと眠っているようだ。

(うわぁ〜、やっばテイトの寝顔ってかわいいなぁ。)

邪気を発しながらさらに顔を近づけ、辺りを見回す。

(よし!誰もいないな!!それでは、さっそく・・・)

無防備なテイトにキスをしようとしたミカゲだが・・・


ぐっすり眠っていたはずのテイトの瞼突然が開いた。
と思った瞬間に近くの地面に雷らしきものが落ちた。


「貴様、主に何をしている。」


やはり、テイトの危機には大天使様が降臨した。

「えっ・・・あ〜、いや・・別に・・・何も・・してない・・してないぞ!・・うん。」

たじたじになりながらも、必死に言葉を紡ぐミカゲ。
じっと圧力をかけてみつめてくるミカエル。

「本当に、本当だってまだ何もしてないから・・・」

「まだ、何も?・・・やはり何かするつもりだったのだな!?」

うっかりドジなミカゲには、ミカエル様の天罰が下りました。


*END*

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