ギャグ

□絶対伸びるドリンク?!
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「テイト。これをやろう。」

そう言って差し出されたのは栄養ドリンクのようなものでラベルには『もう後悔しない!!絶対伸びる身長♪』と書かれていたものだった。

「ア・・アヤ・・・アヤナミ様なんで、知ってるんですか!?」

恥ずかしいのか、耳まで真っ赤になったテイトが口をパクパクさせながらも、なんとか尋ねた。

「驚いたか?私は、部下のこと・・・特にお前についてなら、何でもわかっているつもりだ。」

常にはない、笑みで答えるアヤナミ。

「アヤナミ様。」

感動するテイト。
そこに、ある人物が乱入した。

「あ〜、疲れたー!!コナツってば、本気で追いかけてくるんだもん。もう、のど、カラカラだよー!!」

入ってきたのはグラサン少佐ことヒュウガである。
暑い!!と言いながら、手で仰いでいると、ドリンクがあるのに気がついた。

「あっ、いいもんみっけ!!」

ヒュウガが、手に取ったのは『もう後悔しない!!絶対伸びる身長♪』だった。

そして、

「いただきま〜す☆」

飲んだ。

「あれっ?!どうしたの?テイト君?」

ドリンクを飲み干し、一息つくと、固まったままのテイトに声をかけた。
「ヒュ・・ガ・・・少・・・・・」

ショックのあまり、上手く舌が回らないテイトを覗き込んだヒュウガ。

「何々?どったのー?!テイト君?」

ズガーン!!

沈黙した室内に突如、鳴り響いたのは轟音。

「なっ・・ちょっ・何々?どういう・・」

「チッ、外したか?まぁ、いい・・・。グラサンよ。今日がお前とグラサンの最期だ。」

えっ?!グラサンと俺の最期って何よー?!と突っ込みたいヒュウガだったが、目の前の大天使様には突っ込めない。

(前に突っ込んだら、神の裁きが下ったんだよね・・・無言だけど、かなり痛かったなぁ・・・。)

回想シーンに入るまえに、現実にもどるヒュウガ。

「何?っていうか、誰?!俺のかわいいテイト君は?!」

事態について行けないヒュウガの一言に大天使様がとった行動は・・・

「誰が、貴様のものだー!!主よ、この私がグラサンをコナゴナにし、主の楽しみを奪った罪を償わせます。」

ヒュウガと天使の恐怖の鬼ごっこが始まった。
室内に残されたアヤナミは・・・

「明日は焼却ゴミの日か・・・」

と一人つぶやいていた。

→おまけ
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