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□ある日突然の・・・
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その日、アレンは食堂で朝食を取っていました。
するとそこへラビがやってきて
「アレ〜ン!おはようさ〜」
「あっ、ラビ!おはようございます(ニコッ)」
「アレン可愛いさ〜!」
と抱きついた。
「やめてくださいよラビ!」
と嫌がるもののラビは。
「いいじゃん減るもんじゃないし!」
などと悪びれる様子も見せず、離そうとしない。
アレンも本気で怒ろうか考えた瞬間

バキッ

「朝っぱらからうるせぇんだよ馬鹿兎っ!」
「かっ神田!?」
アレンは驚いて神田を見た。
殴られたラビは頭を押さえながらうずくまっている。
「モヤシ!テメェももっと抵抗しやがれ!テメェがそんなんだから馬鹿兎が調子に乗んだよ!」
「むっ!僕はモヤシじゃなくてアレンです!いつになったら君は僕の名前を呼んでくれるんですか!?」
などとまたも口喧嘩に発展。そこにいたラビと団員達は
((はぁ、また始まった)さ〜)
と同じ事を考えていた。
しばらくすると、
「この馬鹿モヤシ!!テメェと話しても埒があかねェ!」
と言い残し神田は去って行った。
その姿をアレンは悲しそうな顔で見ていた・・・。
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