―BL―

□…困った子だ…
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こちらは『枢×零にゃん』となっております。


「零にゃん」は単にふざけてるわけじゃないですよ?



ご主人様† 枢



愛猫?†零にゃん


のお話―――…。














朝、目をさまし鏡を見ると




「―――……ぇ…」



眠くて思うように働かない思考は…―――止まった。





そしてしばしの沈黙の後、恐る恐る頭に生えたソレへと手を伸ばすとしっかりと伝わった感触にゾッとした。




「…っ……?!!」





その手には何とも愛らしい耳がつままれている。



そして背後にはふわふわとしたしっぽがすっかり身体の一部となって当たり前の様についていた。





「…………………」









頭の中で全く整理がつかめない状況のまま、とりあえず目の前の光景をじっと見つめ言葉も出さずにその場に立ち尽くしていた―――…。










ある朝の、出来事。












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