Short

小話置き場。更新率高い。
◆もしも日吉が猫だったら 


忍足の場合



「なんや、随分かわええ格好しとるな」

「見ないでください」

「嫌や。てか見るなとか無理やろ」

「大丈夫です。少し目を閉じていてくれればなかった事になりますから」

「…今、めっちゃ嫌な予感がしたんやけど」

「気のせいです。早くしてください」

「ちょっと待ち!早くしろ言いながらどう考えても殴るような体制はあかんやろ!!」

「そんなことないですよ」
「目が笑ってへんから」

「たく、忍足さんと話してると疲れるんですよ」

「酷い!てかお触りとかなしなん!?」

「あなたに触らせる場所なんてあるわけないです」

「……なぁ日吉」

「なんですか」

「その割りには尻尾めっちゃ嬉しそうなんやけど」

「!?そ、そんなわけない!」

「でも耳もピクピクしとるで」

「なっ!と、止まんない」

「かわええ!やっぱ猫耳は最強や」













まさかの王道シリーズwwしかも酷いことになってしまってすいません。

2010/06/18(Fri) 18:54 

◆もしも日吉が猫だったら 


跡部の場合



「………」

「…何ですか」

「お前は俺をどうしたいんだ」

「そんなこと俺に聞かないでください」

「じゃあなんで猫耳と尻尾を付けてんだよ」

「むしろ俺が聞きたいです」

「これ本物か?」


フニッ


「うにゃっ!!」

「!?」


フニフニ


「ちょ、やぁ!触るな!!」

「柔らかいな」

「だから…触ら…ない…にゃッ」

「……なんかムラムラした」

「なっ!」

「よし、行くぞ日吉」

「何処にってちょっと!本当に離せー!!」












夢に日吉が黒猫になって出てきたので書きました。
衝動で書くとろくなことがない;

2010/06/15(Tue) 08:03 

◆相合傘 


「雨降ってきたな」

「……」

「どうした?」

「傘忘れました」

「雨降るって天気予報で言ってただろ」

「家出るときまでは覚えてたんですけど…」

「しょうがないな」

「何してるんですか?」

「入れよ」

「跡部さんに入れてもらうくらいなら濡れて帰ります」

「詰まんねぇ意地張ってんじゃねぇよ」

「ちょ、別に大丈夫ですから」

「うるせぇ…黙って入ってろ」

「けど…」



(これじゃあ相合傘になる///)





反対を向いてるあんたの肩だけ濡れてることに気づかないふり











跡部って天気予報とか見ないイメージがあります!

2010/05/24(Mon) 17:16 

◆バカップルに祝福を! 


「おい、若。手相見せろ」

「いきなりなんですか」

「いいから見せろって」

「はいはい」

ジー

「何か分かるんですか?」

「いや、生命線長いな」

「よく言われます」

「あと結婚線2本あるな」

「これですか?」

「おう…」

「…何ですか複雑な顔して」

「浮気すんなよ」

「はぁ?」

「お前はこの先俺以外とは付き合っていく予定はないんだからな」

「(キュンッ)べ、別にあんた以外と付き合うつもりありませんよ」

「分かってる」

「そっちも浮気しないでくださいね」

「当たり前だろ。お前以上の奴なんてありえねぇ」





「取り敢えず俺は帰りたいんやけど…」









実話です(笑)
実際あたしの部屋でやられました。
逃げられなくてどうすんだよって感じでしたね;
このバカップルめ!

2010/05/18(Tue) 22:05 

◆夕暮れ謳歌 


「暑いC〜」

「暑いって言ったら余計に暑くなりますよ」

「そんなこと言ったって事実だしー」

うだうだ言う芥川さんとの帰り道はすごく暑かった。だからと言って我慢できない程ではないからブレザーを脱いでワイシャツでやり過ごす。

芥川さんもそう思ったのかワイシャツになり下敷きを団扇代わりにしていた。


「ひよ〜」

「何ですか?」

「呼びたかっただけー」

「……」


この人はいつもそうだ。
何かあっても人には見せず寝たり誤魔化したりする。俺にも見せてくれないということに悲しくなる時もある。


「芥川さん」

「なーに?」

「たまには寄りかかってくださいね」

「…ありがと」


あなたの笑顔がないと俺も楽しくないですから。



「取り敢えずその無自覚なんとかしてね〜」

「……?」












じろーちゃん誕生日おめでとう!!
1日遅れだけど…;

ワイシャツ一枚だと確実に透けますよねって話←

2010/05/06(Thu) 17:15 

◆置いてきぼりハニー 

「亮兄」

「のわっ!?わ、若か」

「何そんなに驚いているんですか」

「いきなり窓から入ってこられれば誰でも驚くっつの」

「…それよりどういうことですか?」

「聞いといてそれかよ;何の事だよ?」

「今日の放課後の事です」

「俺何かしたっけ?」

「……」

「拗ねんなよ」

「俺、自転車置き場で待ってたんですよ」

「自転車置き場……あぁ!!」

「やっと分かりましたか」

「いや、クラスのヤツに止められてちょっとな」

「知ってます。宍戸さん好みの可愛い女子でしたね」

「見てたのか…って若もしかして妬いた?」

「ふざけるのも大概にしてください」

「そうか妬いたのか!可愛いなv」

「うるさいですよ」

「はいはい」

「……もうしないで下さいね//」




わざとってバレたら怒るよな…












宍戸さんフルボッコ決定ww

2010/05/01(Sat) 23:48 

◆運命って信じる? 



運命なんて信じない


所詮、偶然起こっただけ


それを運命だなんだって騒いでるのをみると馬鹿らしくなる


けどお前は今日もそれを運命って騒ぎ立てる…



「日吉くん!」

「…切原」

「今日は乗ってないかなって思ったけど会えてよかった!!」

「朝からテンション高ェよ」

「当たり前だろ!やっぱ俺等、何かの運命なんだよ!」


ほらまた言う。

運命なんてあるはずないことを言う切原は凄く嬉しそうに俺に話しかける。

思えば最初に偶然バスで会ってからずっと言っているような気がする。


中学、高校と切原とは何だかんだでもう長い付き合いだ。
大会で見かける度に話しかけられ、休日に家に押し掛けられたこともあった。
けど大学受験に入ってからお互い忙しくなり会えなくなっていた。
まぁ元々学校も違うから会えていたことが奇跡みたいな物だけど…。


受験も終わり大学生活が始まった頃バスに乗ると急に誰かに話しかけられた。
すぐに切原だと分かったけどアイツは「運命だね」とはしゃいでいた。
あの頃から変わらず運命だと騒ぐアイツが分からない。


「日吉くん?」

「あぁ、悪ぃ」

「なんか考え事?」

「いや大したことじゃない」

「ふぅん、そっか」


少し不思議そうな顔をしていたが余り気にしてないみたいだ。
俺は運命が嫌いなわけではない。
ただ曖昧なのが嫌だった。

切原と会ったのが運命

そう考えると胸が痛かった。


…あれ?
それって運命なんかで済ましたくないってことだよな。
それってまるで俺が好きみたいじゃ…


「日吉くん、顔真っ赤」

「ぅえ!?」

「間抜けな声まで出してどうしたの?」

「な、なななんでもない!!」





そんな事あってたまるか!

だけど俺の心臓は激しく鳴っていた。











久しぶりの切日w
と言うより切←日!
だけど実は切→←日だといい!!

2010/04/26(Mon) 21:33 

◆お騒がせ日吉君! 

ある日の部室

「うわああああああぁぁ」

「どないしたんや!?」


部室に入ると今にも泣き出しそうな日吉がおった。


「おおお忍足さん!」

「なんや日吉、悲鳴が聞こえたんやけど」

「あ、あそこに…」

「え?なんかおるの?」


指の指された方を見てみるとそこには黒光りするヤツがいる。


「なんやゴキブ」

「その名を口にするな!!」

「…」

「その名前を言った瞬間あなたの命は無いものと思ってくださいね」


えええぇぇ!?
なんやそのルール!!
俺今まで普通に言ってきたんやけど…


「てかひよちゃん、アレ苦手なん?」

「…苦手なわけ…ないでしょう」


んなわけないやろ
顔青ざめとるやんか
なんか日吉がゴ…アレが苦手なんて意外やな
かわええわ


「あ」

「え?」

「アイツ飛んできた」

「!?」


瞬時に日吉が俺に抱き着いてきた。
なんやのこれ
俺に助けを求めるなんて普段ならありへん!
ほんま可愛すぎるやろ!!

アレが俺等の横を通りすぎ部室の外に行った。


「もうどっかに行ったで」

「…」

「ひよちゃん?」

「腰が…」

「腰が?」

「腰が抜けました」


え?
アレが恐くて腰まで抜けてもうたん?
それって…それって…




誘っとるんか?





数分後ハグしたまんま固まった忍足が向日によって発見された。










危険物が家に出た(泣)

2010/03/25(Thu) 13:22 

◆電波で繋がる関係 


3/19 20:13
To:財前
-------------
明日、自分とこの学校で練習試合やるんやろ?



3/19 20:18
To:日吉
-------------
らしいな。
今日、急に聞いた。



3/19 20:20
To:財前
-------------
俺も顧問が言うの遅くて今日言われた。

ほんま、しゃーないわ



3/19 20:24
To:日吉
-------------
お互い苦労してるな

泊まり掛けだろ?



3/19 20:26
To:財前
-------------
せやで。

そっちの部長ん家やって。


3/19 20:29
To:日吉
-------------
そうなのか

跡部さん家なら部屋何個でも用意出来そうだしな



3/19 20:36
To:財前
-------------
そのことなんやけど…


俺だけ日吉ん家に泊まらせてくれへん?



3/19 20:38
To:日吉
-------------

何で?



3/19 20:41
To:財前
-------------
まだお前ん家行ったことなかったから行ってみたいって思ったんやけど…



3/19 20:45
To:日吉
-------------
それなら試合がない日に来ればいいだろう?



3/19 20:48
To:財前
-------------
わかった。
ほんまのこと言うわ。


お前と一緒にいたいんねん。



3/19 20:52
To:日吉
-------------
だったら最初っからそう言えばいいだろう。

俺だって



3/19 20:55
To:財前
-------------
何なん?



3/19 21:01
To:日吉
-------------
一緒にいたいと思う。






「不意打ちはなしやろ//」



この距離が酷くもどかしい。

早く明日になって日吉に触れられればいいのに…








何気に財日は初めてだ!!

2010/03/19(Fri) 15:44 

◆お返しは3倍返しが常識でしょ 


跡「日吉、今日は夜空けておけよ」

日「いきなりなんですか。理由を言ってからにしてください」

跡「あーん?そんなのバレンタインのお返しに決まってるだろ」

日(あれだけなのに律儀にお返しするんだな…)

跡「あんだけ愛を込められたんだから最高の一夜にしてやるよ!」

日「…チロルチョコでそこまで盛り上がれるのはこの世界であなた一人だけですよ。それにまだ了承もしてません」

跡「なんか不満でもあるのか?」

日「大有りです。大体何するつもりだったんですか?」

跡「フレンチでも食べに行って俺様の家で朝まで愛を語ろうと」

日「バカですね」

跡「…バカは言い過ぎだろ」

日「丁度いいくらいですよ。俺がそんなことして喜ぶと思いますか?」

跡「じゃあ何がよかったんだよ」

日「俺は…アンタといればそれだけで十分です。他には何もいりません///」

跡「そんなこと言うと今夜は容赦しねェからな」

日「上等ですよ」

跡「言ったな。覚悟しとけよ、寝かせてやらねェからな」




そんなこと最初から分かってますよ

だって貴方と二人でいれれば他は望まない


だから思いっきり甘やかさせてダーリン?








このあとは二人でイチャイチャすればいいッ!!
ダーリンって呼ばせたかっただけですw

2010/03/14(Sun) 18:50 

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