銀魂 Novel
□春ってさ…
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ポカポカ陽気が眠気を誘う、四月初め
「暇だな…」
外は晴れてるのに、やることは一つもない
「仕事もこないですね」
「仕事探してこいよダメガネ」
「ただ、楽したいだけだろ!!ってか神楽ちゃん口調変わってる!!」
「あーもう、うっせぇよてーめーら!!」
「テメェが1番煩せェよ!!」
「で…こんな有様なんだな…」
「あぁ…」
休み時間に万事屋に来てみればこの有様…
ってか…もはや喧嘩ってレベルじゃねーよ
そう、万事屋は半壊状態
一体、どんな喧嘩をしたんだ…
「しょうがねぇ…屯所に来るか?」
「いいんですか?」
「あぁ、空いてる部屋はいくつもある」
「ありがとう、大串くん!」
「後、お前は俺の部屋だからな」
「はぁ!?」
「当たり前だろ、宿代は体で払えよ」
「テメェ、それが目的かァァ!!!」
――――