銀魂 Novel
□ある朝
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――
小鳥のさえずりが響き渡る早朝。
万事屋に一人の変態が忍び混もうとしていた。
「ふはは、銀時今に見ておれ。絶対に俺のものにしてやるぞ」
変態もとい桂は、朝が苦手な銀時の寝込みを襲おうと考えているのだ
ガラララ
「全く…無用心な。こんな事では簡単に襲われてしまうぞ…」
自分も同じ事をしようとしているのを知ってか知らずかづかづかと万事屋に入りこむ。
「ふふふ、この戸を開ければぎんと『ドカアァ』グハァ!」
「甘いネ、ヅラ。銀ちゃんの寝込みを襲うなんて百年早いアル。」
そう言いながらピンク髪のチャイナ娘…神楽が傘を桂に向ける。
「り、リーダー俺はそんなんじゃないぞ…俺は銀時とチョメチョメ…」
「一緒だろ!!ってか古っ!」
そうツッコンだのはいつのまにか起きた銀時だった。
「銀時、起きたのか!さぁ俺と愛の素を作ろうではないかっ!」
「誰が作るかコノヤロー!!」