拍手御礼
「ゔお゙ぉい、何遍言えば分かる!?ベッドの上でモノを食うんじゃねぇ!」
「スクアーロ煩い!そんなの王子の勝手だろ!」
「あ゙!?誰がてめぇの食い散らかした菓子クズを片付けてると思ってる!?俺が片してやってるんだぞぉ!」
「じゃあやらなきゃいいじゃん!俺、頼んだ覚えないし!」
「こんのカス王子がぁ!今日という今日は口のきき方をわからせてやる!」
「ふーん?やれるもんならやってみ!」
「ロン毛隊長とベル先輩って、いっつも喧嘩してますよねー。仲悪いなら一緒にいなければいいと思うんですけどー」
「確かによく喧嘩してるけど、あの2人、ほんとはラブラブなのよ〜」
「信じられないんですけどー。今まさに剣とナイフでマジ喧嘩してますよー」
「アンタはここに来て日が浅いから知らないだろうけど、スクアーロがベルちゃんにベタ惚れなのはヴァリアーでは有名な話なのよ〜」
「思いっ切り剣ブン回しといてベタ惚れですかー?」
「だってあの子、お酒飲んで気分がよくなると誰彼構わずこう言うのよ。『俺はなぁ、生まれ変わってもベルと結婚するぞぉ』『俺は絶対ベルを離さねぇ! 』って!」
「マジですかー」
「聞いてるこっちが恥ずかしくなっちゃう台詞よね〜。それにベルちゃんもああ見えてスクアーロのこと大好きなのよ〜。小さい頃からスクアーロにべったりで『スクアーロのお嫁さんになる』って言ってたんだから」
「ベル先輩が?それ新手のギャグか何かですかー?」
「ギャグなんかじゃないわ!現に2人は結婚してるんだから!ほら、2人とも左手の薬指に指輪してるでしょ!!」
「でもベル先輩が投げたナイフが隊長に刺さって血ぃ噴き出してますよー」
「あれはスキンシップの一環だからいいのよ」
「スキンシップにしてはアグレッシブ過ぎやしませんかー?」
「でもそうでないなら今頃2人とも死んでるわよ?
「はぁ…あの2人が喧嘩ップルだってことはよーく分かりましたー。ウザいんでさっさと共倒れしやがれー」
END