09/02の日記
13:47
子猫のなっちゃん、逝く(※動物の死が苦手な方は閲覧注意!!)
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9/2の今日、00:25頃、ふと、ミャア、ミャー……と、かすかに鳴き声が聞こえた気がした(※)。
両親の部屋が寝床な子猫(幼猫)の鳴き声のようで、お腹が空(す)いてかトイレに行きたくて起きて鳴いたのかと、様子を見に行ったら……。
父が、「もうヤバいかも」と言って差し出した子猫は、ぐったりとしていた。
急いで子猫用ミルクを作って飲ませようとしたけど。いざ飲ませようとすると、あんなに嫌がって口をつぐんでいたのが、飲ませやすいように口を開けていて、もう絶命していた。
それが00:30頃のこと。
でもまだ子猫の体は温かく、もしかしたらまだ生きているかもしれないと、開いた口の舌の上にミルクを一滴落としてみたり、体中をマッサージしてみたりしたけど、ダメだった。
それでも、まだ温かいうちはと、我が家で生まれて半年近くの先輩子猫たちの傍(そば)に置いてちょっとの間添い寝させてみたけど。
先輩子猫たちは野生に劣(おと)るからか、臭いをかいでも後輩子猫の亡骸(なきがら)をなめてあげたりと、特に嫌がらず、後輩子猫が死んでいることは理解していないみたいだった。
先月一日(8/1)に、一見して白猫のようだけど耳の先としっぽが薄茶色い毛で、目やにと鼻水、蚤(のみ)だらけの、生後、推定1〜2週間で、片手の平に収まる小さな姿で、おそらく母猫と飼い主に見放されて捨てられていたのを拾って保護してから、丸一ヶ月を我が家で生活したことになる。
トイレを覚えるのが早く、行きたくなるとまだ小さいのに自分でトイレまで行って、人間が知らない間に済ませている、頭のいい子猫(女の子)だった。
その後、なるべく体をきれいに拭(ふ)いてあげて、ティッシュの空き箱に猫砂を敷いた上にティッシュペーパーを敷いて、その上に寝かせて入れて、生前食べていた餌(ミルクと子猫用のパウチ入りのウェットタイプのもの。他にも、缶詰めも食べるようになっていたのに……)もお弁当として入れてあげた。
その箱を自分の枕元に置いて朝まで添い寝した。
(※後で父に確認したら、実際に鳴いてはいなかったとのこと)
09:10頃に家の敷地の畑の片隅(かたすみ)への埋葬した。
死ぬ直前まで特に苦しがった様子はなかったとのことで、そうは見えても我慢強い猫のこと、実際は苦しかったんだろうけど。目を開いたままでまだ生きているんじゃないかと期待してしまう死に顔も、目を閉じさせたら安心して眠っている時の寝顔と同じで……。
心残りは、生前の姿の写真を記念に撮っておけば良かった。
いくら安らかな寝顔に見えても、死んだ姿を撮るわけにはいかないし。
(……公開しない前提でなら撮っておいても良かったかもだけど、埋葬後では、思い直しても時すでに遅し……)
以前に、生まれたばかりの子猫の写真を撮ったら、その後すぐに死んでしまったことがあってから、何となく、もう大丈夫と思えるくらいに大きくなってからじゃないと撮らないようにしていたのが仇(あだ)になった……。
一昨日(8/31)、昨日(9/1)と集中的に世話をした時に、ミルクを与える時に嫌がるので、合間に体をマッサージをしたり、ノミ取りクシで全体をなでるようにとかしながら、何匹か付いていたノミを取ってあげたら、いつもは嫌がる後足の辺りも素直に取らせてくれて。
体が弱っていて仰向けにしても抵抗しなかったのもあるけど、かすかにゴロゴロ、グルグル、フツフツと、最近覚えたのどを鳴らすのをして、気持ちよさそうにしてくれてたのが、せめてもの救いで、慰めだなぁ。
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