□閉ざされた魂 5
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――



『……ッツ………ギュッ…』



「名無しさん大丈夫よ。」


「アリス、名無しさん、こっちだよい」




マルコに呼ばれ、アリスに手を引かれて部屋へと入って来た





数時間前にオヤジと名無しさんが話しをするとの事で隊長達をオヤジの部屋へと集め待っていた。しばらくするとアリスと部屋に来た名無しさん。やっぱりまだ慣れないのか部屋に集まっていた隊長達を見て怯えた様子を見せた。
そんな名無しさんにアリスが声をかけた後、オヤジの前に2人を呼んだ






「…………」


『……ッツ………ぅ……』



白ひげの前に来ると、そのまま何も話さず、しばらく2人で見合っていたが白ひげが話し出した。



「名無しさん、これからおめえと話しをする。話したくねえ事は話さなくてもいい……………ここに来る前の事話せるか」



「「「「…………」」」」



白ひげの言葉に隊長達やアリスは気になっていた名無しさんの事が聞けるが、どことなく腑に落ちない顔をしていた



『……………』



しばらく下を俯いていた名無しさんだったが、少しずつ顔をあげ白ひげを見て自分の事を話し始めた
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