Shortなお話
□みんなでデパートへゴー
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その頃、トイレの前。
「……………なんでアンタがここにいる。」
「ほう、自ら私からの贈り物を貰いに来たのか。」
「ジタン!逢いたかったよ!!」
「うぜえ。」
そう、バッツの言っていた銀髪のロン毛と羽根頭とは、ストーカー同盟を組んでいる銀髪コンビだった。
「さあ、私からの贈り物を素直に受け取れ。」
「いらない、うざい、死ね。」
「ホントに恥ずかしがりやだねぇ君は、さあ!!恥じらいを捨てて僕の胸へ飛び込んで来なよ!!」
「黙れナルシスト、テメェの胸へ飛び込むくらいならモルボルに喰われたほうがマシだ。」
「受け取れ!!」
「さあ来るんだ!!」
すると突然二人は掛け声をあげながら突撃して来た。
「「??」」
よく見ると、クラウドの手にはアルテマウェポンが握られ、ジタンの身体は衣服が弾け飛び、赤く発光していた。
「全てを断ち切る!!」
「ついでにお空の向こうに飛んでけーー!!」
二人は超究武神覇斬Ver.5とグランドリーサルをそれぞれ決め、ストーカー同盟を夜空の星に変えた。
「思い出の中で―――、眠ってくれというか消えてくれ。」
「誰かを助けるのに理由はいらねぇ、でも、お前は助けてもロクなことにならないから助けない。」
二人は空を見つめながら、そう呟いた。
「クラウド、ジタンーー!!」
「バッツ、フリオニール!!」
視界にバッツとフリオニールを捉えたジタンは、嬉しそうに駆け寄ってきた。
「なあ、さっきの銀髪二人組はどこいったんだ?」
「ん?そんなのいたっけ??」
「えぇ!?」
「俺達は、空を眺めてただけだ。」
「ええぇぇぇぇ![](/img/emoji/6N.gif)
![](/img/emoji/6N.gif)
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」
そこまであの二人組を亡きものにしたいのか、クラウドとジタンは笑顔で彼等を記憶の片隅に追いやっていた。
「俺達が行くまでもなかったみたいだな、バッツ。」
「…………みたいだな。」
星になったストーカー同盟を見るように、バッツとフリオニールも空を見た。
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