入内
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天皇の後宮に入ることを「入内(じゅだい)」と言います。
今回はそれをイメージして描いてみました。
時代は平安中期くらい。
女房装束は下から「肌着」、そして着物の原型である「小袖」、「長袴(打袴)」を穿きます。
袴は未婚なら紫、既婚なら緋色です。
その上に裏地のない「単衣」、「五衣(いつつきぬ)」とも呼ばれる「袿」、
砧で打って艶と張りを出した「打衣」、華麗な文様の「表着」を着ます。
最後に「唐衣」という丈と袖の短い衣を着て、「裳」を腰に巻き付けます。
この二つは天皇の御前に奉る時は必ず着用していました。
これから、天皇にお嫁に行きます。
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