03/03の日記

14:35
すずめのはなし
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ふと思い出した、聞いた話。

昔、中国のとある村の人は雀に困っていた。作物を食べたり、売り物である野菜を食べたりしていたからだ。このままではやがて飢え死ぬだろう。そう考えて大規模な雀殺戮計画を始めた。しばらくして、雀は姿を消した。人々は安心した。
が、今度はイナゴが大量発生した。イナゴは天敵である鳥、例えば雀がいなくなったので作物という作物を食い荒らし、ついにはその村人は皆餓死してしまった。

結局、人間の勝手な都合で生物を管理してはいけません。という事です。でも、この結論は本当に正しいのだろうか。考えることは大切だなぁと思う雪の降る日。

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