夜の本

□賽と絵師
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「っ…てめ…絶対…許さな…あァッ!
や…やぁ…ぁああっあん…やぁあ…っ」
一度感じてしまった激痛とは違う禁断の感覚に
少年は声の抑え方をわからず
体を震わし、悲鳴と喘ぎを織り交ぜながら、目を潤ませてしまう

「はははっ、
こいつは傑作だ!滑稽だ!
さっきまでの威勢もどこへやら、
可愛いすぎだろォ、お前!!」

「ちくしょう…ちくしょう…ちく…
あっ…あぁっ…や…!!やぁ!!」

何度も何度も
敏感な箇所を弄られ、甘い声があがり
何度も何度も
激しく体を貫かれ、
悲痛な声があがった
次第に男のそこが熱を帯び
体内に白濁の精を吐き散らしたときの声はそれは哀れなもので

男は溜まらず息を荒げた少年の
まだ精で満たされたそこに再び熱くなった己を突き入れ

「はぁ…はぁ……も…嫌だ…っや…め……」

「まだだよ…まだに決まってんだろ?
大人相手にあんだけの上等決めたんだ…意地を見せろよぉ!なぁ?」
いくら気丈な気質でも、賽は年頃の少年だ。

とうとう弱音を吐く哀れな子供に
元よりろくでもない性癖をもっていた男の嗜虐心は更に燃え上がり
「まだだよ…まだだ…
まだ終わんねえぞ?
怖いか?怖くなってきたかぁ?」
傍らに置いていた男の劣情のように燃える蝋燭を手にし

少年の胸板を狙って
「な…何を…
………っ!!
〜〜〜〜ッ!!!」

熱を持った蝋を
まだ淡い桜色の胸の飾りへと垂らした

行為の後でぐったりとした少年の体が跳ねる
「そうさ…そうだよ。
もっと楽しませろよ!」
「…やめ…っ!!
熱…っ!!熱…い!!」
ぽた、ぽた、と透明な蝋が桜色を埋めていく
次第にそれは白く濁り
卑猥な絵に変わっていく…

「よーし、次はもう片方な…」
「やっ!!!
もうやめ…
ひ…ッ!!熱…!!」

再び垂らされる蝋

熱さに苦しむ少年に
中に入れられていた男の欲望が硬度を増した

「じゃあ次は…そうだなぁ」

男は少年の幼い象徴を見た
それだけで、少年には嫌な予感が…
「や…やだ…やめてくれ……
いや……」

一度散々に犯され、すっかり弱気になった少年の目元に恐怖から涙が溢れるが

「♪」
男にはそれが何にも代え難い快感に代わり

熱い熱い蝋を
躊躇いなく
むしろ進んで零した…
「Σ〜〜〜〜ッ!!」狙いを外し
あたったのは脚だった、

「冷めたら取るのが大変だしなあ。
そうだ。せっかくだからな」
そういいながら、男は細い棒のような物を取り出した
「…な…何…だよそれ…」
「俺なりの思いやりだよ。
感謝しろよ?こうすりゃ蝋を垂らされても…」
「…っ」
少年の小さな象徴を掴むと
男はもう片方の手に細い棒を持ち
「まさか…や…やめ…」

「察しがいいなぁ、大正解だ」
小さな象徴の小さな入り口に無理矢理に棒を突きいれた
「ひ…………っ!!」
「念の為奥に、奥に…」
「きゃ…ぅ…あ…あぁ!!!」
ものを受け入れる場所ではないそこへの異物の侵入に
少年は体を反らしビクビクと痙攣する

「クク、なんだよその悲鳴は。猿か女か。
そんなにいいか?」「や"ッ……!!
中…動かさな"…ぃ…あぁ…ッ!!」

「ハハハハ!!」
愉快になった男は
嫌がる少年の反応を楽しむように
執拗に弄くった。
疲れ果てた少年の体は、そこを弄られる度に跳ね
悲鳴をあげるのだから
この玩具はまだまだ遊べるのだなと男に思わせた…

「や…っ…や…
もう…そこは…やぁああっ!!」
すっかり子供らしく泣き叫ぶ賽…

「そうだなそろそろ、
蓋しちまうか」

「ひ…っ
蝋は…もう…っ」

「いいなぁその顔…始めからそういう顔してりゃ良かったんだよ…」

傍らに置いておいた蝋を片手に少年のまだ未熟なそこへ蝋を垂らした時の悲鳴と締め付けで
男は二度目の絶頂を迎えた。

「…さすがにもう出ねぇな…」

虚ろな目をした少年を前に
男は己のものを引き抜く。
「う…」
ぐったりとした少年の金色の髪を乱暴に掴み

「ほら綺麗にしろよ」
と己のそれを押し込んだ
「ぐ……ぅ…」
構わずに喉奥に押し込めば
すっかり敗北した少年の苦しげな呻き声が聞こえ
なんとも言えない気分になる。
「…どうした、舌を使えよ。
なあ、野良犬…っ」
男が蔑みに満ちた言葉を投げた時だ

「……っ!!」

少年は、僅かばかりに戻った気力で
男に噛みついた

「この餓鬼…ッ!!!」
慌てて引き抜き、
睨む男に
血を吐き出すと

少年は不適に笑う

「気持ち悪いもの……食わせんじゃねぇよ…」

どうせ散々な目に合わされたんだ
今更どうなろうが知った事か。
怒りに満ちた男を見ながら少年は思った

後程
少年は縛られたまま暴力を振るわれるわ
後ろには何本もの張り方をくわえ込まされるわと
散々な陵辱と暴力を振る舞われ

すっかり意識を失っていた所を
彼を心配して探していた母に見つかり

その腕の中、目を覚ましたとか。

その日の事は
散々話した末に
彼もそれを見つけた母も
互いに触れないことにし

日常が戻った。




長々と失礼致しましたー!!
ただ小生意気なボーイをハードに泣かせたかったんデース!!
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