太陽ノ教団

□RED LOG
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〜A B AB O♪

他にもたくさん
画材はたくさん
十人十色
百人百色
人の数だけ色がある

さあかけ
やれかけ

けけけけけ!〜



「ここもか……
…野郎、狂ってやがる」
凄惨な現場にて
捜査官は忌々しげに壁を拳で叩いた

「クロは前回の件と同一と見ていいでしょうね…
ま、一目瞭然っすけど。」
もう一人の男が壁を一瞥する。

そこには幼稚な子供が赤い塗料で書きなぐったような…おびただしい量の落書きがあった。

赤い塗料…
それがただの塗料だったならばどれだけ良かっただろう

「血で落書きなんて正気の沙汰じゃねぇ…
いっちょまえに名前まで残しやがって」

「見りゃわかるんスけどねえ…」

二人の立つ荒らされた一軒家

真っ赤な血の絵で染められたかのような壁に

たった一文字
主張するかのように

red

と書かれていた。

「昔のサイコホラー小説を思い出すぜ」

「どんな奴っすか」

「redrum。
…お前わかるか?」

「レッドラム?酒の名前っすかね。ああ、競走馬の名前でもあったっけ」
「そうだな、そう思うだろうよ。
けどな、こいつを逆に読むんだよ。


murder…

人殺しだ。」

この週で被害者は11人
犯人は未だ、捕まっていない…

「ん?何だ今の音」

「どうしたんスか?
…っ何だお前は!!」

「新しい絵の具みーーっけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけKeKeKe!!!!!」

この週での被害者は13人。


レッドラムネタがやりたかった… だ け!!!
満足!

このキャラの話書くとけがゲシュタルト崩壊します。

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