曲がりくねった世界
□ヴラド
1ページ/2ページ
身長:130cm
年齢:409歳
大切なひと:ライラ
苦手なもの:日光、闇
諦めていること:庭師による嫌がらせ
◆
本名 ヴラディスラウス・ドラクリヤ
年相応の振る舞いをすべく大人びた口調を心がけている少年吸血鬼。
かつての彼は貴族の家に生まれた普通の少年。
新たに屋敷へ嫁いできた義母にその存在を疎まれ、屋敷の暗い密室にメイドのライラと共に幽閉された。
刻一刻と死が二人に寄り添う中、彼の生への渇望が屋敷に昔からいた「何か」を呼び出し、
それと接触したことにより彼の人生は捻じ曲げられ、永劫の夜の住人となった。
糧として「何か」の影響で不死の身体となった庭師から血液を提供されている。
彼の目的は共に人生を捻じ曲げられ、骨の体になってしまったメイドのライラを元に戻すことである。
彼は吸血鬼となった時から悪意が欠落し、
ただ純粋に、彼女を思うが故にそれを願う。
それが本当に救いになるのかは、永遠の少年にはわからない……
その優しさも、
その時を止めた体も
全ては彼が母のように慕う
本当の母による願いによって得た事に気付けない。