捻れた本

□続・朝食時に思い浮かぶこと
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勝手にお借りしましたーっ!(ブレイブメンロードから焼き土下座)



カンダタ「宇宙やばいね」

バラン「…」

シェイド「…」

カンダタの唐突な発言に、
朝食の席を共にしていた二人は面食らった。

「急に押し黙って…どうしたんだい二人共。」

「あ、いえ…」

「いやいや旦那様、さすがに唐突すぎません?」

朝食の席で宇宙って…

「うん、確かに唐突かもしれないね。だけど、たまにこうやって会話させとかないと忘れちゃうんだってさ。
書き手の人が。」

「随分とまぁ…メタな発言を。
って、そこで何で宇宙なんですか」

「丁度いい話題が思いつかなかったんだ。」

「他にも様々な話題はあると思いますが……
カンダタ様がそう言うのならば、やばいのでしょう。宇宙」
「え、何…朝からそんな壮大な話題になっちゃうの!?uU」
第一…と、バランはとなりでトーストに噛みつくシェイドを見た
「シェイドくん、宇宙わかるの?」

「Σ…ば、ばふぁにふるな!(馬鹿にするな!)」

「うんごめん。
でも食べ終わってから言おうね」

「全く…その単語くらい解る!
やたらと広いらしい事くらいは知っている」

恐らく蜘蛛の感覚なのでしょう。
「そうらしいね」
「らしいね…って、旦那様は曖昧になっちゃ」

「それが、存在しない可能性もあるんだってさ。
コペンハーゲン解釈っていうのがあってね。
これは量子力学の解釈のひとつなんだけれど、量子力学の状態はいくつかの異なる状態の重ね合わせで表現されるんだけど、このことをどっちの状態であるとも言えないと解釈して…(以下略)

つまる所は観測するまで解らないって事なんだけれど…」

「…な…な…な…なるほど…」
「Σ旦那様もうやめて!!uUシェイド君の脳の容量はもう0よ!!?」

「あ、ごめんね。」
「いえ…大丈夫です問題ありません
…一番いい宇宙を頼む…」

「Σ大丈夫じゃない、問題だ…!!」


「じゃあもうちょっと身近な宇宙の話題にしようか」

「離れましょうよ、宇宙から」

「宇宙の構造と脳の構造って似てるよね」

「(聞いちゃいない…)へぇ、そうなんですか…」


「例えばの話だけど、その宇宙っていう脳の持ち主の中に存在するのが僕達で、
その僕達の脳の中にもそういった概念の中で存在する何かがいて、
その何かの脳と呼べる部分の中にも……って考えると面白いよね。」

「Σ無限ループ怖い怖い!!uU」



ちなみにカラスは馬鹿なんで、この会話は間違えてるとこが必ずありますよ。



すんませんバランさんを勝手にお借りしましたーっ!

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