新撰組

心配性
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―――背筋が凍った





本当に心配させやがって…。






わかってるのか?





…総司――…。




















【心配性】




















総司が倒れた。



池田屋で、普通に吉田のヤローと殺りあってのこと。



肋骨は折れてるかもしんねーし、血まみれの服はもうボロボロだった。



でもお前は俺を心配させまいと気をきかせる。




「私の血じゃないんですよ」




と。


それから俺はあっちのことじゃないのかと、




「違うんだな?」




と聞いた。




「はい」




と返ってきた言葉は本当なのか嘘なのか…。




「とにかく薬だ」




俺は薬を出して、市村がいれた茶と一緒に飲ませる。







にっこりと笑っている総司に、ホッと肩をなでおろすと
これほどまでに心配していたのかと気付く。







「総司、頼むから俺の目の届く範囲のところにいてくれ」





「えー、何でですかー?」






「お前がまた無茶するのじゃないかって思うと気がきじゃ」



「だーいじょーぶですよ」





またニコッと笑う総司。








「私はもう子供じゃないんですし、土方さんがいなくても」







総司の言葉は途中で途切れた。






俺が強く抱きしめたから。






「ちょ、土方さん,痛…」





「お前が大丈夫でも俺がダメなんだ」






よりきつく抱きしめると、総司の腕は困ったように俺の背にまわされた。








「それなら…仕方ないですね…。
じゃぁ、ずっとそばにいてくださいよ?」



















――あぁ、誓うさ。










ずっと…そばにいると…――










心配で仕方ねぇんだよ、





だから…………



















END



















あとがき






全くもって意味がわからん\(^O^)/


ただピスメの5巻で、総司の為に必死に走って、薬のませた土方さんに萌えただけw←


一作目がコレってなによ(笑




まぁ精進してがんばります(`∇´ゞ












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