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□DFFで節分
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この世界にこのような行事があるのかは謎ですが、
それでもいいという方のみ下にお進みくださいm(_ _)m
【DFFで節分】
2月の最初,とある日のこと。
10「“せつぶん”ってなんスか?」
きっかけは無知で無邪気なこの少年の言葉からだったらしい。
5「なんだティーダ,知らないのか。
なんなら試してやるぜ?
好き合う二人が口と口を合わせる…いわいるキs」
9「それは“接吻”だ」
いきなりバッツの危ない発言をグーパンチと共にバッサリ切り捨てるジタン。
2「節分というのはなぁ」
そんな光景には皆もう慣れっこ。
フリオニールは気にも止めずに話す。
2「本来,季節を分ける、という意味でこの時期は立春の前日…つまり今日がそれにあたるんだ。
そして一年の無病息災を願い、鬼に豆をぶつけて邪気を祓う“豆まき”という行事もある。
“恵方巻き”というのもあって、それは…」
10「説明長い!簡潔にまとまんないんスか?」
9「よーするに、春の到来を祝って豆まきしたり恵方巻きを喰ったりするんだろ?」
2「まぁ…そんな所だな。」
さらっとまとめてしまうジタンに多少悔しい気持ちになるフリオニールだが、
まぁそれでいいかと頷く。
10「ふーん…。なんかおもしろそうッスね!
皆で豆まきやらない!?
誰か一人鬼きめて!」
5「いいな!じゃぁさ、恵方巻き早食い対決やって
一番遅かったやつが鬼っつーのはどうだ?」
9「盛り上がりそうだな!」
バッツの意味不明な提案によって、豆まき対決がはじまった。
まず恵方巻き一本を早食いして、一番遅い人が豆まきの標的になるという流れだ。
1「それじゃぁ女性が不利なのではないか?
半分にするとか、なんかハンデをつけないと…。」
6「ウォル、私は大丈夫だから皆で同じようにやりましょ」
にこっ、と笑うティナに、頷くウォーリア。
5「よし!じゃぁはじめようぜ!
恵方巻きと豆はコスモスが既に用意してくれたから!」
バッツの合図で、死闘は始まった。
そして一番の疑問。
なぜ誰もクリスタルを探しにいかないっ!?
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